決めないことに決めた つれづれノート(16) (角川文庫 き 9-71)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (527ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041673737
感想・レビュー・書評
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大人は銀色さんの気持ちがわかり、
子供はかんちゃんの気持ちがわかる。
んだろうな。
0:10みたいに別れるんじゃなくて
6:4的に。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋愛小説に疲れたときに読む本ぱーと2。
単純にだれかの生活を覗き見するのはたのしい。
いや、それにしても、さくくんイケメン。 -
ところどころにいい言葉がちりばめられています。
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再読。
イカちゃんとの離婚期以上に重苦しいなあ。 -
最後まで読めなかった。
ここんとこ銀色さんのエッセイ読んでなかったな~なんて思って、最新刊からさかのぼる形で読んできたけど、このつれづれは、読んでてすごく苦しい。
子供のこと、こういうふうに書かないでほしい。なんか悲しくなる。
こういうふうにしか書けないのかな?もっと愛のある形で書いてほしいって思った。
このつれづれは、読むとどんどん落ちこんできた。
私はエッセイならばななさんのが好きかも。
ばななさんのエッセイは読んでたら人の事をあたたかく見れるようになるし、希望が持てる。
私は本当は誰の事も嫌いたくないし、誰だって(自分のことを嫌いな人であっても)包み込めるようになりたいって思っているので(今は。)ばななさんの方が読んでてきもちいい。私がこうなりたいな。って思う理想の姿・考えだから。
でも、ピンとくる言葉もあったので、そこは引用します。
いい温泉
「栃尾又温泉 宝巌堂
すごくぬるいラジウム泉で、入ってるうちにだんだん気持ちよくなって、まるで冥想しているような感じになってきて、すごく気持ちがいい。ただ黙って座ってるって普段はできないけど、その温泉だったら、ぼーっと気持ちよく冥想状態になって、すごくよい。
P360まで。 -
さくくんのことで引越しを考える銀色さんの落ち着かなさが伝染する。転校うまくいってよかったなー
カーカは人の意見を取り込んでないように見えるけど、やっぱり銀色節に育てられただけはあるんじゃないかなと思う。すっと銀色さんと(意見が合わなくても)会話が通じてる時などに。
どっちがどっちの父親の子か度々分からなくなる。
私はギリギリ感不安定感のよりある時期のつれづれが好きだけど、変化するのは当然で、尊敬する親戚のおばちゃんのように今後の変化も楽しみに追っていきたい。 -
銀色さんの世界観にそっと触れることが出来ます。
お子さんとの距離や、いろんなおつきあい、
お仕事なども含め、作者の日常が満載です。
ものの考え方などは
私とは違うので
『こういう見方もあるんだ・・・!』と
思うところもあります。 -
さくちゃんのことでハラハラした( ´△`)でも、銀色さんの行動力はやっぱすごいな。。
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これも、昔から買ってるシリーズで・・・とりあえず、最新巻を。
いつも「女性が、自分の力で、ある程度の経済力を持つ」というのは、
ありそで無さそで・・・でもこの方は実践してるんだなぁという、
羨ましいような、でも私にも出来そうな、そんな気持ちになります。
(ていうか、元々男性に養ってもらうとか、そういうのが無い方だから、
そのために努力した、結果だと思います)
(私が言うのも恐れ多いですが・・・)
本当はみんな思ってる、
人に気を遣って言えない、とか、誰々の為にならない、だとか、
真実じゃない、言い訳じみた台詞がこの世には沢山あるってことを、
私に教え続けてくれたシリーズです。
私にとっての真実は何なのか。
私が望むことは、何なのか。
フィルターを通さずに、見続けます。(これも意味不明) -
年々銀色夏生が嫌いになっていくのだけれど
習慣なのか、やっぱり心のどこかでは好きなのか
新しいのが出ると買ってしまう。
変化してゆくのはしかたないことだけれど
昔のほうが張り詰めた感じがあって好きだったな。
詩も、つれづれも。
今回のつれづれは、かんちゃん(娘)に対して
心のうちを書きすぎ、というか、
はやく出て行ってくれないかなと書いたり
(まだ高校生なのに‥)
かんちゃん本人が見たら悲しくないかなー
と思うような箇所が多かった。。
家庭の事情の本当のところや
かんちゃんの実際の性格はわからないから
こんなこというのもアレだけど。
それにしても、かんちゃん。
うまれたときのから読んでるから
親戚の子以上に近しい気持ちだ。勝手ながら。