自選詩集 僕が守る (角川文庫)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041673812

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  • 再読になります。
    ୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
    また、同じ夢をみました。不思議だね、もう相当昔のことなのに。
    貴方はいつも優しくて、強がっていたけれど本当は繊細で、私はいつからかそれをちゃんと知っていました。
    夢で、食べなよと差し出してくれたビスケット。これを私が食べたら貴方が困るじゃない、貴方の気遣いと優しさに、私は本音も言えずに、でもいつか貴方の為にとポケットに大切にそれをしまいました。しまい込んだのは、想い続けてきた感情だったのだと気付いた時には目が覚めていました。もう、二度と会えることのない人。もし何処かですれ違ったとしても、私達はお互いの一番大切なものを守る為、気付かぬふりして通り過ぎるだろう。
    いつの間にか、時が経ちビスケットは朽ち果て砕けていた。
    孤独があるから幸福を感じられます。一瞬の煌めきだから美しい、私はいつもそう感じています。繰り返し。でも人はそうやって誰かと孤独と幸福を分かち合い、人生を歩んでいくのでしょう。
    苦しい思いをして生きてきた。死にたい思いをして生きてきた。それでも生きている私は自分を弱くて強いと思いたい。でも最近わかりました。本当に強いのは、それを全て受け止め一緒に生きてくれる人なのだと。
    もう一度、夢で会って伝えたかった。
    私が貴方を守ります。
    だけれど、私は貴方に守られていました、と。

  • 初めて詩集を通して読んだ~
    さらーっと入ってきた
    私でも書けそうな感じはあるけど、少ない言葉で情景が頭の中に広がるのがやっぱりすごい

  • 昔、欲しかった言葉があった。
    辛くて苦しくて仕方なくて、救われたかった。
    でもそのころこの本に出会っていたら、感動してそれで終わりだったと思う。次の瞬間にはまた色んなものを呪いだす。でも今生きてるから、そこから先を考えられる。外や自分を冷静に見られる。
    私にとって、そんな本です。

  • 中学生の頃にはまって当時発売していた銀色夏生さんの詩集は全部買った。
    その頃にいいな、と感じた詩がいっぱい詰まっている。
    以外にソラで言えそうなくらいに「読み込んでたんだなあ」と改めて思う。

    思春期特有の、いろんな悩みや雑多な思いが甦って、ちょこっと懐かしいような恥ずかしいようなそんな気分になったけど

    今読んでもやっぱり、いい。

    かんちゃんの写真がまた、郷愁を誘います。

  • 懐かしいなぁ銀色さん。
    中学のころの記憶が蘇る。
    最近のが多いせいかほとんど覚えとったなぁ。
    娘さん大きくなったなあ。
    そりゃ時間も経つわな。

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2022年 『庭は私の秘密基地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

銀色夏生の作品

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