最後のディナー (角川文庫)

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本棚登録 : 329
レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041682067

作品紹介・あらすじ

龍臥亭で出会った里美と石岡に新たな事件が降りかかる。上京してきた里美に勧められるままに、英会話学校に通うはめになる石岡。そこで知り合った孤独な老人と親交を深める。しかしイヴの夜に里美と三人で囲んだ晩餐を最後に、彼は帰らぬ人となった。あの夜、彼が取った謎の行動の意味とは…?表題作「最後のディナー」ほか全三編を収録。心が痛むほどの透き通った愛を描いた、「御手洗シリーズ」珠玉の短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 龍臥亭で出会った里美と石岡に新たな事件が降りかかる。上京してきた里美に勧められるままに、英会話学校に通うはめになる石岡。そこで知り合った孤独な老人と親交を深める。しかしイヴの夜に里美と三人で囲んだ晩餐を最後に、彼は帰らぬ人となった。あの夜、彼が取った謎の行動の意味とは…?表題作「最後のディナー」ほか全三編を収録。心が痛むほどの透き通った愛を描いた、「御手洗シリーズ」珠玉の短編集。

  • 文庫版で再読。
    初読時は里美の喋り方がうざすぎなのと、石岡君が情けなさ過ぎてまともに読めずにさらっと読んだだけだったんですが、今回改めて読んでみるとそれなりに楽しめました。中でも「大根奇聞」がよかった。島田先生の史実を織り交ぜた歴史創作話はやっぱり面白いなぁと思った。
    最近横浜の馬車道へ行ったので、色々思い出しながら読みました。次行った時には十番館でケーキを食べたい。

  • 石岡君には乗り越えて欲しいが忘れて欲しくない。
    里美で上書かれてしまうかもしれないと思うとあまり楽しく読むことが出来なかったのが正直な感想。
    御手洗がいなくても弱者を守りたいという思いが伝わる作品だった。

  • 御手洗シリーズの短編集です。
    私は御手洗シリーズの1作目の『占星術殺人事件』しかまだ読んだことないんですが、短編ならまあ大丈夫かなと思って順番関係なく読んでみました。
    御手洗シリーズといっても、今作は御手洗さんがほとんど出てこなかったです。
    あと、里美さんは以前出てきた人物らしく、いきなり出てきて誰⁈って感じになって、やっぱりちゃんと順番通りに読むべきだったかなと思いました。

    内容は、うーん…。短編だから、続きがすごい気になる!っていうような感じではなかったです。
    3つの話の中では、表題作の最後のディナーが良かったです。
    私的に石岡さんがネガティブで、どうしても好きになれません。

  • 目次
    「里美上京」
    「大根奇聞」
    「最後のディナー」
     『最後のディナー』の背景 島田荘司

  • 3月の2冊目。今年の35冊目。

    御手洗シリーズの短編集。ただ、御手洗はほとんど登場せず、石岡さんに主に焦点が当てられている。『異邦の騎士』を読んでいないとちょっと分からないところがところどころ出てくる。作者自身がそのことについて解説に書いているので、これを読む前に『異邦の騎士』を読んでおいておいたほうがより感情移入ができるかもしれない。というか、そこから20年も経っているとは、驚きでした。ちょっとした休み時間なんかにどうぞ。気軽に読めます。

  • 「里美上京」、「大根異聞」、「最後のディナー」という石岡さんと里美にまつわる3つの短編からなる短篇集。

    「龍臥亭事件」、「龍臥亭幻想」、「犬坊里美の冒険」と読んでから、同じく里美が出てくる本作を読んでみようと思って、本棚から取り出して再読。以前に読んだけど、記憶なし。

    ■里美上京
    広島の大学から横浜の大学に転入してきた大学2年になった犬坊里美が石岡さんを訪ねてデートするというセンチメンタリズム溢れる短編。

    石岡さんは、かつての良子との横浜デートを思い出し、
    終始センチメンタルな感じ。

    ■大根奇聞
    幕末の薩摩で起こった謎を解く歴史ミステリー。
    心暖まるストーリー。

  • 御手洗シリーズ久しぶりに読んだ気がする。楽しかった。さすが島田氏。LAはいいところですか?

  • なんか読んだ覚えはあるんだけど、内容は覚えてなかったので、読み直してみた。

    読者にはすっごい人気のあるらしい、最後のディナー。
    御手洗物っていうか、御手洗っていうか、石岡君と里美ちゃんの話ですね。

    うぅーん……。
    なんだろ、おもしろいかな……?
    なんか、島田の説教くさ…社会派なところが前面に出てるだけで、
    石岡君はイラッとくるくらい卑屈だし、
    里美ちゃんには特に魅力ないし、
    驚きなトリックがあるわけでもなく、
    だからと言ってそんな切ないとか感じるほどでもなくて……。

    いや、文章は読みやすいとは思うんだけどさ。
    3作あるんだけど、どれも今一つだなー。
    というか1作目とか結構近況報告っぽくないか?
    いや、近況報告はいいんだけどさ、それが主人公コンビならともかく……
    まあ、りゅうがていだっけ?の後日談みたいな感じなのかな。

  • 石岡×里美の短編集。表題作「最後のディナー」は悲しいけど素晴らしい!

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著者プロフィール

島田 荘司(しまだ そうじ)
1948年、広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。
1981年、『占星術殺人事件』でミステリー界に衝撃的なデビューを果たして以来、累計600万部に達した名探偵・御手洗潔シリーズや、刑事・吉敷竹史のシリーズを中心に数々の傑作、意欲作を発表。
2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。
「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の立ち上げ、選考を務めるなど、新たな才能の発掘と紹介にも積極的に取り組み、名実ともに現代本格ミステリーの旗手となっている。
近著に『アルカトラズ幻想』(2012年 文藝春秋)、『星籠の海』(2013年 講談社)、『幻肢』(2014年 文藝春秋)、『新しい十五匹のネズミのフライ ジョン・H・ワトソンの冒険』(2015年 新潮社)がある。

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