セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴 (角川文庫)

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著者 : 島田荘司
  • 角川書店 (2005年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041682098

作品紹介

「占星術殺人事件」の直後、御手洗と石岡のもとを高沢秀子という老婦人が訪れる。最初はひやかしの客かと思われたが、秀子の知人・折野郁恵の話を聞いた御手洗は「これは大事件ですよ」と断言する。教会への礼拝中、雨が降り出すや郁恵は顔面蒼白となり、その場に倒れ伏したというのだ。その奇妙な行動の意味とは?ロマノフ王朝から明治政府に贈られた"ダイヤモンドの靴"を巡り起きた事件を御手洗の推理が解き明かす。

セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • クリスマス前のこの時期にぴったりの話。

    ダイヤモンドの靴の背景は壮大だけど事件自体はあまり複雑ってわけでもないので気軽に読める。
    殺伐とした中にも少女と御手洗のやりとりなど心が暖まるものがある事件でした。

  • 御手洗さんいったいどこで何やってんだ(笑)。
    ってところから始まる。
    ちょっと歴史のお勉強にもなって良かった。
    ロシア史を探ってみようかなぁ??

  • 再読。
    御手洗から女の子へのプレゼントであり、作者から読者へのプレゼントでもある。
    殺しもなく、極悪人も出ず、とても可愛らしい佳作。
    島田荘司は、強面のわりには乙女チック・漫画チックな話が上手。
    また御手洗の発話のセンスが絶妙。

  • 御手洗潔シリーズ。

    中編程度の長さで読みやすく、エグい描写もない、優しいお話。老婦人の奇妙な話から、大事件の影を見出す御手洗の慧眼ぶりにはやはり驚かされる。一方、意外と子供の相手がお上手な御手洗も見られて楽しい。他の長編と比べると内容の薄さ感は否めないが、御手洗らしい御手洗が見られるし、石岡くんとのコンビも顕在で、これはこれで良し。

  • 2014/06/23

  • 貧しい家庭で
    育ってる中純粋な
    美紀ちゃんには
    ただただ微笑ましく
    そして悲しくなりました。
    プレゼントがそこまで
    高価なものでなくてもいいんじゃないかと
    思ったけどストーリーも
    よくできていて面白かった。
    石岡くんはちょっと鈍すぎる
    気もするけど…w

  • 御手洗シリーズ。文庫版で再読。
    レビュー書くの遅れたけど、丁度クリスマスの時期に合わせて読みました。
    心配するなよ、威張る相手にだけさ!って言ってたこのころの御手洗が好きです。美紀ちゃんももう40くらい?になってるだろうけど、いつまでも御手洗と石岡君と過ごしたクリスマスのことを覚えていたらいいなと思う。

  • 薄幸の少女に御手洗流のクリスマスプレゼントを。サンタクロース(=セント・ニコラス)はともかく、ロマノフ王朝の秘宝(ダイヤモンドの靴)でなくても良いんじゃない。

  • 【本の内容】
    「占星術殺人事件」の直後、御手洗と石岡のもとを高沢秀子という老婦人が訪れる。

    最初はひやかしの客かと思われたが、秀子の知人・折野郁恵の話を聞いた御手洗は「これは大事件ですよ」と断言する。

    教会への礼拝中、雨が降り出すや郁恵は顔面蒼白となり、その場に倒れ伏したというのだ。

    その奇妙な行動の意味とは?

    ロマノフ王朝から明治政府に贈られた“ダイヤモンドの靴”を巡り起きた事件を御手洗の推理が解き明かす。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    本書の名探偵・御手洗潔が聖夜に起こす奇蹟は、不可解な謎を鮮やかに解く痛快さと、心を温かくするさりげない優しさに満ちています。

    ロマノフ王朝から明治政府に贈られた「ダイヤの靴」を巡る謎、さらに一人の少女に迫る危機を明晰な推理がたちどころに解決する面白さは、まさに現代日本ミステリがもたらした“奇蹟”。

    大切なひとに美しい奇蹟を目撃させたいと願うすべてのひとに、ぜひ本書をオススメします。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  •  長篇というよりは中篇くらいの薄さ。シャーロック・ホームズの一篇を読んでいるような気になる。島田荘司というと長篇構想物というイメージがあるので、まあ小手調べ手なぐさみ程度のものかも。犯人探しも謎解きも底が浅いし。
     全体で一篇だとばかり思ってたら、よく見たら導入部のダイヤモンドの靴の由来の紹介部分が「シアルヴィ館のクリスマス」という別の小篇になっていて、本篇の表題作がその続編という形なのだった。島田はよくこういう導入部を書くから全体で一つながりでも問題ないのに、なんで分けたのだろう。しかも表題に読点がはいっているのが違和感あってまた謎なんだけど。
     それはともかく美紀ちゃんかわいいね。その孫をなんとか幸せにしてやりたいという郁恵おばあさんの気持ちが痛いほどよくわかる。女性嫌い?の御手洗が思わず一肌脱ぐことになったのもむべなるかな。美紀ちゃんにとってダイヤモンドの靴よりも、遊園地で遊んでもらったことの方が大切な思い出になっているのでは。まあストーリー的には星3つでもいいんだけど、ぼくはこういういたいけな女の子に弱いのでオマケ。なんか全然感想文になってないし(笑)。

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