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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784041690024
みんなの感想まとめ
歴史とファンタジーが交錯する物語は、加藤というキャラクターを通じて、古代の怨恨や民族の対立を描き出しています。彼の動機は明確には示されないものの、加藤が持つ不気味さや彼の背景にある歴史的な因縁が、物語...
感想・レビュー・書評
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加藤視点の語りはあるが、加藤の動機が直接明かされない(大和王権への怨み、という点は示唆されるが、加藤本人の心情や個人的な動機は明かされない)あたりに加藤の怪物としての不気味さと造形のうまさを感じる。あとは、まつろわぬ民の象徴として加藤を位置付けるのであれば、その行く末をどう描くのかはとても気になる。視点人物は中央政権側の人物が多いが、大和政権から連なる(ように演出されている)近代日本を相対化する話として読んだ(最後まで読めばこの印象も変わるのかもしれないが)。
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何者なんだ、カトー。
膨大な知識に裏打ちされた歴史ファンタジーで、オカルトの先に踏み込んでいる。あちぃです。記号さえ読み解いたらほぼ実話というくらい昔の政治と妖怪譚は切り離せない。 -
加藤が日本を恨む理由は、雄略天皇の時代に遡る。吉備国の田狭を計略によって任那(現在の韓国南部)に送り、その隙に田狭の美しい妻を略奪した雄略天皇。田狭は倭を呪った。当然だろう。加藤が田狭の末裔であれば、日本=帝都東京を壊滅させようとするのは道理である。単なる悪役ではなく、田狭とその一族からすれば仇を討つ英雄とも言える。出雲の国譲りや、桃太郎に出てくる鬼などには渡来人を迫害するヤマト王権への皮肉が込められた物語だと感じた。
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東京を破滅させんとする加藤の暗躍と、それを阻止しようとする人々の話。歴史上の出来事や、実際にある場所の話をなぞって話を進めていくので、何とも臨場感がある。展開は早く、多くの神秘が使用される。次第に明らかになる加藤のルーツ。恐らく本巻までが序盤と思われるが、先の展開はまったく読めない。わくわくしながら次巻も読むことが出来そうだ。
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帝都物語〈2 魔都(バビロン)篇〉 (角川文庫)
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再読
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加藤保憲にときめく。
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ついにサイキック・ウォーズ感が強くなってまいりました!
加藤がまさか、古からの呪いを成就させようと企む人物だったとは…。
本当にどこまでが真実でどこからが虚構なのかわからなくなった。
いやほとんど虚構なんだとは思うんだけど。
面白いです。
地政学って感心する。
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