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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784041690079
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戦後の混乱を背景に、東京を舞台にした壮大な物語が展開されます。二宮金次郎像や桜が地霊を封じる象徴として描かれ、歴史と神話が交錯する中、悪鬼たちの最後の抵抗が繰り広げられます。1960年代の安保闘争を背...
感想・レビュー・書評
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東京中に建てられた二宮金次郎像、偉人達の銅像に続き、桜が地霊たちを封じる要となる。夥しい屍を地にいだき、東京の桜は咲き誇る。
戦後、アメリカの傘下で過渡期を迎える日本。学生や機動隊達と共に暴れる悪鬼の姿は妖怪達最後のあがきのように思える。
東京はいくら破壊されようとも不死鳥のように甦る。そんな護られた地を相手にする加藤は少し気の毒だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1960年代、安保闘争の時代を描く。大蔵省官吏・平岡は作家・三島由紀夫としての地位を確立するも、文壇とは一線を画して国粋主義へと傾倒。そこに魔人・加藤がつけ込む。極左側には邪眼を持つドルジェフが合流し、東京破壊に手を貸す。既に終戦直後から地下の魑魅魍魎は地上に這い出し、加藤が放った式神ともども人間どもを無差別に攻撃しているのだが……平将門を護る目方恵子が将門の眠りを妨げるドルジェフに死を決して挑むのを黙認する加藤は、この物語の単なる悪役ではなくダークヒーローである。
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帝都物語〈7 百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)篇〉 (角川文庫)
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