地球暗黒記〈1〉ナナ・ヌウ (角川文庫)

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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041690130

作品紹介・あらすじ

宮下陽子は18歳の高校生。何者かに操られるように『ナナ・ヌウ』という変な名前のツアーを選んだ。目的は13年前にハワイで失踪した母を捜すためだった。しかし、陽子を待ちうけていたのは"神聖な儀式"と、それ阻止しようとする巨大組織との戦いだった。日毎に力強い自然の中で、神話の主人公のように目覚めて行く少女-。日本とハワイ、さらに地球を巻き込んで物語は始まった。ハワイ史を交え展開する、書下し熱帯伝奇小説。注目のシリーズ第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • グローバルな感じのタイトル。しかも暗黒!でも舞台はハワイ。このミスマッチな組み合わせでどんな話になるのか・・・明るい南の楽園のイメージがあるハワイの暗い歴史と神話をベースに虚実織り交ぜての不思議な事件が起こります。この辺は「帝都物語」という傑作を作り上げた著者ならでのものではないでしょうか。今回の主人公は女子高生(荒俣先生、いくら80年代に書かれたとはいえキャラおかしいですよ)徳川幕府時代からの移民の歴史と陰謀、それを阻もうとするアメリカの秘密組織(これ本当なんだろうか)、キャプテンクックに発見されてからの不幸な歴史と貴重な資料の数々。なんで、80年代のタイミングで沖縄を飛ばしてハワイまでいったのでしょう?同じ著者の「チョウチョウウオの楽園」にもある通り、ハワイへの思い入れと、環太平洋文化圏への想いが結晶したのでしょうか。「帝都物語」ほど成功はしていないと思いますが、まったくもって不思議かつ興味深い話。どうなるかまったく読めないまま第2巻へ。南の島のミステリアスな夜のお供ににぴったりかも・・・

  • 作中紹介文献
    『キャプテン・クック航海記』
    『ブーガンビル航海記』
    『ハワイ移民秘史』
    『図誌 ハワイ日本史』

  • ハワイと日本、それぞれのつながりに興味を持った一冊です。
    マヒマヒを食べてみたくて、新宿のハワイな食事ができるところに行った記憶があります。
    そこでフラも見たな。

  • ハワイに行きたくなる
    ハワイのことなんて何も知らなかったけど、日本人とはきっても切れないいろんな繋がりがあって、勉強になる
    そして予想外におもしろい

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著者プロフィール

1947年東京都生まれ。博物学者、小説家、翻訳家、妖怪研究家、タレント。慶應義塾大学法学部卒業。大学卒業後は日魯漁業に入社し、コンピュータ・プログラマーとして働きながら、団精二のペンネームで英米の怪奇幻想文学の翻訳・評論活動を始める。80年代に入り『月刊小説王』(角川書店)で連載した、もてるオカルトの叡智を結集した初の小説『帝都物語』が350万部を超え、映画化もされる大ベストセラーとなった。『アラマタヒロシの妖怪にされちゃったモノ事典』(弊社)、『世界大博物図鑑』(平凡社)、『荒俣宏コレクション』(集英社)など博物学、図像学関係の本も含めて著書、共著、訳書多数。

「2021年 『アラマタヒロシの日本全国妖怪マップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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