ラヴクラフト恐怖の宇宙史 (角川ホラー文庫 18-1)

制作 : 荒俣 宏 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 78
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (647ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041690192

作品紹介・あらすじ

恐怖小説の極北に怪しく光るラヴクラフトが紡ぐ壮大な幻想世界。そこにはモダン・ホラーの原型ガある。その膨大な作品群から厳選した傑作と奇才コリン・ウィルソンがラヴクラフトに捧げた作品を収録したの決定版オリジナル・アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • 初めましての作家さん。
    ホラー系小説を読む時に、どこかしらで必ず目にするのが
    ラヴクラフトという著者名
    ホラー作品は大昔から書き続けられてきてはいるけれど
    その中でも大御所と言われる作家さん達とは一線を引く
    ラヴクラフト独自の世界観があるらしい。
    何はともあれモダンホラーの原典という説明に納得しました。
    「狂気の山にて」は怖かったぁ~ヾ(;´▽`A``アセアセ
    「魔女の家で見た夢」は面白かったです。

  • 2018/2/8購入

  • イントロダクション / 荒俣宏

    ■ 廃墟の記憶 / H.P.ラヴクラフト …(紀田順一郎 訳)
    ■ アウトサイダー / H.P.ラヴクラフト…(平井呈一 訳)
    ■ ニヤルラトホテップ / H.P.ラヴクラフト…(以下、荒俣宏 訳)
    ■ 錬金術師 / H.P.ラヴクラフト
    ■ 妖犬 / H.P.ラヴクラフト
    ■ 異次元の色彩 / H.P.ラヴクラフト
    ■ 忌まれた家 / H.P.ラヴクラフト
    ■ 闇に這う者 / H.P.ラヴクラフト
    ■ 狂気の山にて / H.P.ラヴクラフト
    ■ 魔女の家でみた夢 / H.P.ラヴクラフト
    ■ ランドルフ・カータの弁明 / H.P.ラヴクラフト
    ■ 銀の鍵の門を超えて / H.P.ラヴクラフト
    ■ ロイガーの復活 / コリン・ウィルソン
    ■ わが幼年期を語る / H.P.ラヴクラフト

    文化現象としてのラヴクラフト / 荒俣宏

  • 廃墟の記憶
    アウトサイダー
    ニヤルラトホテップ
    錬金術師
    妖犬
    異次元の色彩
    忌まれた家
    闇に這う者
    狂気の山にて
    魔女の家でみた夢
    ランドルフ・カーターの弁明
    銀の鍵の門を超えて

    ロイガーの復活 コリン・ウィルソン

    わが幼年期を語る

  • 「廃墟の記憶(Memory)」 1919
    「アウトサイダー(The Outsider)」 1926
    「ニヤルラトホテップ(Nyarlathotep)」 1920
    「錬金術師(The Alchemist)」1908
    「妖犬(The Hound)」1922
    「異次元の色彩(The Colour out of Space)」1927
    「忌まれた家(The Shunned House)」1924
    「闇の這う者(The Haunter of the Dark)」1935
    「狂気の山にて(At the Mountains of Madness)」1936
    「魔女の家で見た夢(The Dream in the Witch House)」1933
    「ランドルフ・カーターの弁明(The Statement of Randolf Carter)」1920
    「銀の鍵の門を超えて(Through the Gates of Silver Key)」1932
    「わが幼年期を語る」

    イントロダクション 荒俣宏
    「ロイガーの復活(The Return of Lloiger)」1969 / コリン・ウィルソン
    「文化現象としてのラヴクラフト」荒俣宏

  • 実はこの本を手に取るまで、ラヴクラフト筆によるクトゥルー神話作品を1度も読んだことがなかった(創元推理文庫「怪奇小説傑作集3」収録の『ダンウィッチの怪』を除く)。それで購入してみたわけだが……うーん、正直本当に愉しめたかどうか微妙というのが正直な感想。

    副読本として「新訂クトゥルー神話事典」(東雅彦監修/学研M文庫刊)を時折覗きながら、各作品の背景、そこに描かれた邪神群が後発の作家によって描かれ、体系化されていく様子等を見つつ読み進めたから、そこそこ楽しめたかとも思うのだが……。神話体系で最大の長編といわれる「狂気の山にて」にしても、描写が延々と続くのでかなり退屈にも思えてしまったり(あまりに不遜な発言だとも承知だが)。

    ラヴクラフト作品は、個人的には非クトゥルー作品の方が好みにあってるのかもしれない。

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