帝都物語〈第壱番〉 (角川文庫)

著者 : 荒俣宏
  • 角川書店 (1995年5月1日発売)
3.57
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  • 本棚登録 :530
  • レビュー :47
  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041690246

帝都物語〈第壱番〉 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 明治の帝都を舞台に、陰陽道を操り帝都崩壊を
    目論む加藤の姿を追う伝奇シリーズ。

    想像していたよりずっとスペクタル。
    おまけに完全な非現実味溢れる伝奇と思いきや
    史実・政変もしっかり絡める上、陰陽道はじめとした
    民俗学・歴史的知識もスゴイ。
    綿密な調査と練りに練って書かれた熱を感じます。

    この一冊ですでに明治~大正への時代をまたぐ数年を描きますが
    これからのプロローグにしか感じられなくらい。
    壮大だけど尻込みしない、続きが気になる。
    登場人物の視点がころころかわるので、
    「これだれ?誰が主役なの?」と前半はあわあわしてましたが、
    慣れるとその人の網目も面白い。

    何より魔人・加藤のインパクトは強烈過ぎる。
    敵役ながら彼が出てくると、不思議と沸き立ちます。

  • オカルトファンタジー、題材は好きだが、絶版なのか手に入らないので1巻でおしまい

  • 昔から、いつか読みたいなと思っていたのを大人買い。第壱~六番までということは、昔出ていた10巻強のやつを2冊で1冊にくっつけているのであろう。

    有名な話なので内容は割愛するが、将門の首塚というキーとなる場所が旧大蔵省の中庭に存在していたというところにおそらく着想し、陰陽師、霊的現象および、当時の有名人をキャラクター化した作品。

    映画が公開された当時、中高生もこぞって読んでいたわけで、それくらい軽く読めると見て読み始めたのだが、現代口語と文語的表現が入り交じる、次から次へとキャラクターが出てくるという内容も読む方もしっちゃかめっちゃかの展開で、結構時間がかかる。

    しかしまあ、寺田寅彦などの科学者から幸田露伴から、みんなして霊的な知識に長けていたり、短刀を持ってアクションをかましてみたりと、漫画的な表現も多くてなかなか飽きない。

    そのへんは子供向けとして、SF読みからすると、呪術の解説は嬉しいのだが、何でもかんでも魔法で済まされてしまった感は拭えず。

    実のところ、電子書籍で読んでるんですが、結構厚い本ぽいんで、あと5冊か…。気が向いたら次読みます、ということで。

  • 「1・神霊篇」と「2・魔都(バビロン)篇」の新装合本版。今では漫画やらゲームやらでお馴染みになっている魔術用語(陰陽道、蟲術など)も、発表当時は斬新で衝撃的だったんだろうなと思います。史実や実在の人物(幸田露伴、寺田寅彦など)が登場する群像劇的面白さとオカルティズムが相まって独特の雰囲気を醸造してます。加藤最高。

  • 数年ぶりに読み返してみましたが好きなものの詰め合わせで、やっぱり面白いなあ。歴史上の偉人をうまく盛り込ませているのでリアリティもあって、なにより荒俣先生の膨大な知識量に脱帽です。

  • 2015/4/5

  • 陰陽道の解説書のようだ。しかし、地味というか、静的というか。これから面白くなるかなあ。

  • 明治時代だ!帝都東京だ!オカルトファンタジー(?)だ!というツボ過ぎる設定だったので読まねばと探すも絶版と知り、このためにKindleを買いました。あの時代とオカルトの相性の良さといったら……。魑魅魍魎が跳梁跋扈する帝都を闊歩したい。ストーリーとしては導入編でまだまだこれからって感じですね。期待!

  • 何十年かぶりに読みたくなって。

  • 明治40年、帝都東京を霊的にも完璧な都市にする為に方々からスペシャリストが集められ、計画は進むはずだったが…。テーマ自体は面白そうで、荒俣宏作だけあってあらゆる知識のオンパレードか?と期待したが、肝要の描き方が上手とは言えず、あまり魅力を感じなかった。「第弐番」以降はいいかな…。

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