- Amazon.co.jp ・本 (518ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041690277
感想・レビュー・書評
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こんなに危険なダンスは、怪盗クイーンのピラミッド編しか知らなかったものですから、高まりました。
1巻以来、4巻末でやっと気に入った場面が出て来ました。
やはり執着して骨まで・・・と、誰がなんといおうと曲解と深読みでいきますが、ただ単に由佳里さんにいいことしてあげただけじゃん、ともいえなくもない加藤。
若返ってくれて嬉しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
複数巻の長編を平行に読破しよう月間。たまには短編が読みたい。
終戦から戦後間もなくの動乱期。加藤は一度死に、若い体で復活を遂げ、主人公の座に返り咲く。
化物系ファンタジーの色がこれまで以上に濃くなり、満州国新京の地下に巣食う鬼、帝都東京を守る妖怪・物の怪が頻繁に出現する。それと並行して、特定の人物を描くような部分は減るため、筋を追うのは比較的容易であろう。
その中で、西洋東洋の魔術から科学から、様々な薀蓄を惜しみなく詰め込んでいるあたりは非常に好感を持てる。江戸川アパートメントや松沢病院など、今後何か起こるような予感しかしない、場所などの選び方も見事である。
ただ、辰宮家の描き方が、かさ増しに感じるような雑さであったり、物の怪の形状表現なども今ひとつだったりと、今後に期待の部分も有り。長いからしょうがないけど、辰宮家を捨てたら、どこに足場をおくのか。 -
ありえそうな程度に謎めいている間が一番面白い。
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(全巻合わせた感想)
難しかった。風水など占いだと思って、まったく興味がなかったが、地脈などの大地・経度緯度などの太陽、地球の関係などを基本とした学問であることが分かった。
ただ、怨霊などの非現実的な現象や不老不死、生き返りなど話についていけなかった。また、好感を持てる登場人物が居ないので感情を込めて読めなかった。寝る前に読むには良い本。 -
屍解というものがどんなものか読んでみて初めて知った。
そして加藤という人物の存在がなんとなく解明されたのではないだろうか。やっぱり加藤好きですねえ。 -
加藤!!加藤がすべて。か・と・う・や・す・の・り!
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三島がやってきた
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