新帝都物語 維新国生み篇 下 (角川文庫)

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  • 角川書店 (2009年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (624ページ) / ISBN・EAN: 9784041690420

作品紹介・あらすじ

怨霊の国を作り出すため、蝦夷地に向かった加藤。新撰組の土方や平田篤胤の門下生たちは、加藤の野望を阻止すべく、もうひとつの伝説の神器「七支刀」を携えて加藤を追う!壮絶な戦いの結末は――。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

物語は、怨霊の国を創り出すために蝦夷地へ向かう加藤を中心に展開し、土方歳三や平田篤胤といった歴史的人物が彼を阻止すべく立ち向かう構図が描かれています。陰陽道や神道、墨家などの神秘的な要素が豊富に盛り込...

感想・レビュー・書評

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  • またもや魔人加藤や!
    新となってるけど、時代は逆行。
    戊辰戦争の時代。
    帝都物語は、
    魔人加藤
    VS
    その時代を駆け抜けた人(今回は、土方歳三、平田鐵胤などなど)
    って構図やな。
    今回も陰陽道、風水、神道、はたまた、墨家…神秘系たっぷりの作品。
    神秘系は、好きなんで、良い!
    でも、言霊って言うのか、文字に意味を持たせた話が多くて…その度にじっくりと見ないとダメ。
    京は、口、小に意味があって、更にそれに蓋して…とかなんで、スイスイと読めない。
    小面憎いほど、しぶとい加藤を何とかって感じやけど、コイツ、また、復活するねんなʅ(◞‿◟)ʃ

  • 角川春樹さんとか妙に生臭い登場人物がいない分だけ、この「維新国生み篇」のほうが読みやすかったですが…。

    加藤さんが本当に単なるヤバイやつになっていました。
    これじゃバイオレンスな熱狂的平将門マニアじゃん!

    読み終わると、結局は土方歳三さんとか会津戦争とか箱館戦争といった歴史が、加藤さんのための舞台としてだけ使われていた感があって、まぁこの回は国生み神話を基軸にしたエンターテイメントだわな…と思いました。

    熱量は感じられるんだけどね。
    加藤さん、もっと奥深い腹黒さを見せて欲しかったなぁ~!

  • 記紀の国生み神話と、五稜郭で新たな国づくりを目論む幕府軍の残党を重ね合わせるとは、見事な手腕でした。
    これこそ、荒俣氏が描きたかった帝都物語の世界観だった気がします。
    久しぶりに、魔人加藤の魅力を堪能できました。

  • 恐るべき博識に支えられた伝奇小説。
    今回もとても面白かった。
    まだまだ知らない日本のマイナーだけど深い話があるんだなぁとしみじみ。

  • 怒濤の作図合戦…!頭の中がぐるぐる。
    物差しは人に向けてはいけません、って小学校の時習わなかったのね加藤くん。将門人形カワイイかも。(一気読みして頭から煙上り中につき変なコメント)

  • なんか、荒俣 宏の小説も、どんどん派手になっていて好きです。

    相変わらず歴史上の有名人から総袋だたきにあう加藤。実は、かわいそうな人なのではないかと思ったりもします。そして、明治になってすぐに復活。いそがしすぎる人だ。そこが、なんとも滑稽でおもしろかっりする。

    加藤という存在そのものは、たがみ よしひさが、「滅日」でかこうとしていたものと同じなのではないかと感じました。人のフラストレーションがたまると、彼が暴れて倒されることで、それが解消されるみたいな。

    ……やっぱり、かわいそうな存在なのかも。まるで、生け贄になる聖者のようですらある。

  • 09/09/01読了。

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著者プロフィール

作家・翻訳家・博物学者。京都国際マンガミュージアム館長。
平井呈一に師事、平井から紹介された紀田順一郎とともに、怪奇幻想文学の日本での翻訳紹介に尽力。のち活動の幅を広げ、博物学をはじめとして多ジャンルにわたって活躍。
主な著書に『妖怪少年の日々』、『帝都物語』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『世界大博物図鑑』(平凡社)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新書)など。『怪奇文学大山脈』Ⅰ~Ⅲ(東京創元社)を編纂。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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