新帝都物語 維新国生み篇 下 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041690420

感想・レビュー・書評

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  • 角川春樹さんとか妙に生臭い登場人物がいない分だけ、この「維新国生み篇」のほうが読みやすかったですが…。

    加藤さんが本当に単なるヤバイやつになっていました。
    これじゃバイオレンスな熱狂的平将門マニアじゃん!

    読み終わると、結局は土方歳三さんとか会津戦争とか箱館戦争といった歴史が、加藤さんのための舞台としてだけ使われていた感があって、まぁこの回は国生み神話を基軸にしたエンターテイメントだわな…と思いました。

    熱量は感じられるんだけどね。
    加藤さん、もっと奥深い腹黒さを見せて欲しかったなぁ~!

  • 記紀の国生み神話と、五稜郭で新たな国づくりを目論む幕府軍の残党を重ね合わせるとは、見事な手腕でした。
    これこそ、荒俣氏が描きたかった帝都物語の世界観だった気がします。
    久しぶりに、魔人加藤の魅力を堪能できました。

  • 怒濤の作図合戦…!頭の中がぐるぐる。
    物差しは人に向けてはいけません、って小学校の時習わなかったのね加藤くん。将門人形カワイイかも。(一気読みして頭から煙上り中につき変なコメント)

  • なんか、荒俣 宏の小説も、どんどん派手になっていて好きです。

    相変わらず歴史上の有名人から総袋だたきにあう加藤。実は、かわいそうな人なのではないかと思ったりもします。そして、明治になってすぐに復活。いそがしすぎる人だ。そこが、なんとも滑稽でおもしろかっりする。

    加藤という存在そのものは、たがみ よしひさが、「滅日」でかこうとしていたものと同じなのではないかと感じました。人のフラストレーションがたまると、彼が暴れて倒されることで、それが解消されるみたいな。

    ……やっぱり、かわいそうな存在なのかも。まるで、生け贄になる聖者のようですらある。

  • 09/09/01読了。

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著者プロフィール

1947年、東京都生まれ。作家、翻訳家、博物学者、幻想文学研究家として、多彩な執筆活動を行う。シリーズで350万部を超える代表作『帝都物語』(角川書店)で日本SF大賞受賞。『世界大博物図鑑』全7巻(平凡社)ではサントリー学芸賞を受賞。おもな監修・著書に『モノのはじまりえほん』(日本図書センター)、『日本まんが』全3巻(東海大学出版部)、『すごい人のすごい話』(イースト・プレス)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新聞出版)など多数。

「2018年 『しらべる・くらべる・おぼえるチカラが身につく! うんこ図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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