見知らぬ私 (角川ホラー文庫)

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感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041704042

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  • 読書録「見知らぬ私」2

    著者 綾辻行人、鎌田敏夫、鷺沢萠、
       篠田節子、清水義範、高橋克彦、
       松本侑子、森真沙子
    出版 角川ホラー文庫

    p11より引用
    “ 人がたくさん集まって場の雰囲気が盛り
    上がれば盛り上がるほど、その中にいる自分
    が孤独に思える。雰囲気に合わせて笑顔を振
    りまくかたわら、ことさらのように他人の、
    そして自分の嫌なところばかりが見えてきて
    胸が苦しくなる。心の置き場がなくなってし
    まう。-きっとこれは、誰しもが多かれ少な
    かれ経験する感覚なのだろうけれど。”

    目次より抜粋引用
    “バースデー・プレゼント
     会いたい
     雨が止むまで
     陽炎
     トンネル”

     名だたる作家陣による、ホラーアンソロジー。
     ぶつ切れで不鮮明な意識から目覚め、目の
    前を通り過ぎる電車を見送り、目に映る景色
    には、なぜか違和感があり…。(バースデー・
    プレゼント)

     上記の引用は、文芸サークルに所属する女
    子大生の胸の内。
    なんとなくわかる気がします、私も人の集ま
    りは得意な方ではないので。
     一話一話が短く、読みやすくはあります。
    日常の隣にあるような怖さを感じるので、読
    んだ本の影響を受けやすい人はより一層怖い
    かもしれません。
    私にはあまり合いませんでした。

    ーーーーー

  •  私はこの中の「雨がやむまで」と言う作品が大変怖くて好きなのですけど。

  • 夏も終わるのでホラーのオムニバスもいいかなと…「幽霊屋敷」が王道の怖さかなぁ。襖の穴はやめてほしい(>_<)読んでる途中で洋室に移動しましたw不思議な雰囲気の「トンネル」は、ほっこりと終わった感じだけど、あれっと思って途中から読み返してしまった…なるほど。

  • ゾクッとする短編集。夏に読みたい。

  • 見つけた、それ!と読んでみると、どの作品も背筋に冷たいものを感じる素晴らしさ。文章を読み進めて、久々に怖くて部屋で1人キョロキョロしてしまった。
    ダイレクトな「幽霊屋敷」。夜家に1人では絶対に読めない。

    目当ての「陽炎」。とてもよかった。

  • いろいろな作者の様々な文体が楽しめて、
    新しい「お気に入り」を見つけるのにグッド(^ ^
    鷺沢 萌さん、じわじわくる静かな恐怖が◎

  • 微かにぞわぞわ。
    「怖い」に類する様々な感情、感覚を味わうアンソロジー。
    竹笹が少しの風で立てる音に、何かしら意味を持ちたくなる歳に読んだらいいかも。

  • ホラーアンソロジー。私が「綾辻行人」という作家を知るきっかけとなった一冊現在でも一番好きな「バースデー・プレゼント」が収録されていますが。他の作品も名作ぞろいのお薦めアンソロジーです。

  • 私は誰? まだ知らぬ私の扉が、ゆっくりと開かれていく…。人間にとってもっとも不思議な自分自身。その胸の奥底を揺さぶり、うち震わす、本格ホラー・アンソロジー。単行本未収録。
    .。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.

  • (収録作品)水の中の放課後(森真沙子)/晩夏の台風(松本侑子)/幽霊屋敷(高橋克彦)/トンネル(清水義範)/陽炎(篠田節子)/雨が止むまで(鷺沢萠)/会いたい(鎌田敏夫)/バースデー・プレゼント(綾辻行人)

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著者プロフィール

1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院修了。1987年に『十角館の殺人』で作家デビュー。「新本格ムーヴメント」の先駆けとなる。1992年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。『水車館の殺人』『暗黒館の殺人』『奇面館の殺人』など、「館シリーズ」と呼ばれる一連の長編は現代本格ミステリを牽引する人気シリーズとなった。ほかに『緋色の囁き』『霧越邸殺人事件』『眼球奇譚』『深泥丘奇談』『Another』などがある。2018年、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2021年 『十角館の殺人(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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