ドールズ 闇から覗く顔 (角川文庫)

著者 : 高橋克彦
  • 角川書店 (1998年2月1日発売)
3.70
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  • 本棚登録 :268
  • レビュー :46
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041704073

ドールズ 闇から覗く顔 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  ドールズシリーズ第2弾。
     1990年、中央文庫で購入。検索画像が中央文庫でみつからず、こちらで登録。
     中篇4作。紙の蜻蛉はTVドラマ化されたはず。
     お化け蝋燭…などは今思えば岡本綺堂、半七シリーズを思い出すし、だまし絵はその後のだまし絵歌麿を連想させる。
     あれから30年。30年後の視点で読み返してみよう。

  • 「ドールズ」に続く短編集。キャラの存在が定着したこともあってか、一作目の不気味さは薄れた気がします。
    目吉いいなあ。それぞれの事件を解決するのだけれど、その解決のしかたが素晴らしい。限りなく優しい解決のしかただと思います。これはやはり彼にしかできないことなのでしょうね。犯人を暴いて糾弾したところで何もならない。犯人の心を解きほぐすことこそが本当の解決だという気がします。
    お気に入りは「鬼火」。これ、犯人の情念がものすごく怖いですよ。なのに解決は優しくて。一気に穏やかな気分になれました。

  • これは「ドールズシリーズ」2冊目になる。

    2冊目は短編集なので
    どれを読んでも最後は
    おっさん目吉センセーが現れて
    江戸言葉に江戸時代の仁義で
    犯人を説得する。
    これが何とも良い。
    私が犯人でも
    説得されて出頭するわ。

  • 美少女月岡怜と目吉センセーとのコラボがなんともいえません。「ドールズ」シリーズはいつも楽しみ。

  • 前世の人格(江戸の人形師?)が少女の中に存在して…というちょっぴりファンタジーなお話。2作目から読んでしまったのですが、それでも面白かった(*´∀`*)短編集ではなくガッツリ長編で読みたい★2015.05.13読了

  • 現代の八歳の少女の中に甦った江戸の人形師、泉目吉。このキャラクターはいいですね。出てくると実体はないのに、他の人物がかすむほどの存在感があります。言葉も重いです。彼が事件を解いていくのですが、心の闇を解き明かしていく感じが好きです。
    反面彼が出ていない時は出来の悪いミステリーを読まされているように思いました。展開は想像つきます。他の人物にあまり魅力を感じなかったというのもありますね。

  • 前作のドールズと比べるとホラー要素は全くと言って良いほどありません。

    前作では長編でしたが今回は連続短編。
    少女の中に甦った江戸時代に生きた男。
    その男が現代の事件を解決していきます。

    とっつき易さは今作の方が断然上ですね。
    短編になっても面白さは衰えません。

    次作もセンセーの活躍を期待して読み進めようと思います。

  • ドールズシリーズ、2作目。

    今回は目吉センセーによる推理物、4編。時々オドロオドロしい表現が出てくるものの、目吉センセーの茶目っ気さが随所で現れ、楽しく読める。この世の人ではない目吉センセーよりも、現実の人である犯人の方がよっぽど怖いっていうのがミソ。

  • 再読。4編の短編集です。
    影絵だとか折り紙だとか、本当に好みのツボをついてくる作品です。
    こういった専門的な部分や時代考証が、簡潔かつ丁寧に効果的に織り混ぜられていて、そういった部分も読んでいて本当に楽しいです。
    そしてなんといってもセンセーのお人柄が魅力的。
    縁の地での心中、いかほどだったかと思うと胸が苦しくなります。
    各編のタイトルも実に良いです。

  • これもまだ読んでいなかったドールズの続編。
    短編形式で軽快に楽しく読めました。ホラーなのに(^^;;

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