ドールズ 闇から覗く顔 (角川文庫)

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  • 角川書店
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レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041704073

感想・レビュー・書評

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  • 二作目。短篇。目吉さんの推理が時代劇ばりにばしっと冴えてて爽快。もちろん題材はグロいけど。

  • 8歳の怜に乗り移った甦りの泉目吉センセーが、事件を解決するお話です。

    第一弾を読んだときは、少女に江戸時代の人形師が乗り移った経緯が書かれてたのでちょっと怖くてホラーっぽい要素が多かったんだけど、第二弾は完全ミステリーになってます~。
    この怖そうにみえた目吉センセー。今回はとって人情味のある良い感じになってますぅ。
    目吉センセーの話す『江戸弁』がこれまたカッコいい!!
    解説によると、この目吉センセーが話す江戸弁は、怜の声で言ってるらしい。ついつい、どすの利いたおじさん声を想像してしまうんだけど、体を借りてるだけだから、声は幼子の音色なんだって。
    解説を書いたファンクラブの代表の人が怒ってた。。。(笑)

    まぁ~、そんな目吉センセーが4つの事件を解決していく話。
    みんな、真犯人は目吉センセーに説得され自分のしたことに目覚めていくエンディング。
    めでたし、めでたし。って感じで終わってます~。

    でもね、ああやって悟られると大人しくなっちゃうよね~。
    私も、目吉センセーのような人に悟られたいです。
    第三弾が楽しみ。

  • 「ドールズ」シリーズ第2弾。短編4つ。江戸内容&センセー活躍で面白い。

  • お馴染み目吉センセーによる謎解きシリーズ。「紙の蜻蛉」「お化け蝋燭」「鬼火」「だまし絵」を収録。

  • ドールズシリーズ 2
    短編4つ。8歳の怜の体に蘇った江戸の天才人形師目吉とその愉快な仲間達が 次々おこる事件の真相に切り込んでいくパターンで面白い。目吉先生のあぐら姿にタバコとお酒が定番なんだけどその姿(怜)を想像すると複雑だが笑っちゃう。犯罪を犯した者たちの心奥深くに届く言葉で彼らが変わっていく姿はいいよね。

  • 江戸情緒と目吉センセー、もうたまらない。
    伝奇?ホラー?
    でも私的には恒一郎×香雪=恋愛小説(え)

  • 2011/9/22に月下天使の文庫版が出るので再読。
    濃密な短編集。知り合いの墓を前に涙を流す目吉センセーが切ない。
    いつの世も一番怖いのは物の怪ではなくヒト。

  • 犯人が誰とかより目吉センセーがいつ出てくれるか心待ちにしてました;かっこいいなあ。「鬼火」の豹変は怖かったです。

  • 図書館で借りました

     推理。第二段。
     八歳の少女の中に蘇った江戸の天才人形師「目吉」。
     周辺に起きる騒動。

     名前と表紙の絵のわりに、怖くはないです。むしろ、コミカル。
     目吉はとても優しいです。犯人を罵ったりしません。
     昔の恋人に裏切られ、殺してしまった同性愛者の青年に「惚れた男を殺したと、胸を張りなさい」と、言ってあげたり、嫉妬と生への執着で娘のように愛していた女の子を刺してしまった有名なボランティアの一人者に、「貴方は、自分を愛してくれた二人に甘えてしまっただけ」と、優しくさとす。
     愛嬌があるし、無夜は彼が好きです。でも、煙草吸うのはよくないね、その体で。(苦笑)
     本体の、八歳の玲はなんだか、嫌い(笑)だってわがままなんだ・・・。

     その周囲にいる人たちも皆優しい。
     叔父を筆頭に、その恋人、理解ある医者たち。
     犯人達も物悲しくて。
     一巻は友人から借りて読みました。
     そちらは、目吉が唐突に現代に現れて、当惑し、怯える姿があります。で、転生に関する資料やら、目吉の正体探し。
     今回は、身内は「こういうもの」「いるもの」というひとで、目吉を受け入れきった状態で進行。いまいちなのは、父親のみ。この人はあまり登場しない。

  • 目吉センセーシリーズ第2弾の短編集。
    この中の2作品が自選短編集にも収録されていたので、久々に
    引っ張り出してみました。
    してみると、やっぱりイチオシは「鬼火」だなぁ。
    想像妊娠ならぬ想像胆石もスゲーと思ったけど、道半ばで死と直面した
    人間の心理描写が絶妙だと思います。


    【収録内容】
     ・紙の蜻蛉
     ・お化け蝋燭 (自選短編集1にも収録)
     ・鬼火 (自選短編集1にも収録)
     ・だまし絵
     <解説>阿部旨宏

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著者プロフィール

1947年、岩手県生まれ。早稲田大学卒。83年に『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、86年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、87年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年に『緋い記憶』で直木賞、2000年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞。本作『風の陣』(全五巻)は、「陸奥四部作」のうち、時代の順番としては最初の作品になる。以降、『火怨 北の燿星アテルイ』(上下巻)、『炎立つ』(全五巻)、『天を衝く』(全三巻)と続く。

「2018年 『風の陣 四 風雲篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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