浮世絵探検 (角川文庫 た 17-55 高橋克彦迷宮コレクション)
- KADOKAWA (2001年11月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041704165
感想・レビュー・書評
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浮世絵を色々見てみたくなる本。
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浮世絵研究者兼、歴史ミステリー作家の高橋先生と、各界の浮世絵好きの方たちとの対談集です。横尾忠則にはじまり、荒俣宏、水木しげる、皆川博子といった方々とそれはもう楽しそうに歓談されています。
アーティストの方だと、自分が浮世絵からどのような影響を受けてきたのであろうか、また北斎のあの絵はこういった意味があるのではないか・・・いやこういう意味かもしれない、とみなさん一般論ではなく個々の感覚で語られているので、見慣れた絵に新しい視点を与えてくれる記述も多かったです。さらに、美術としての浮世絵鑑賞の枠を超え、本来浮世絵が持っていた役割、その栄枯盛衰の理由なども語られており、一歴史好きとしても楽しく読めました。
写真としての浮世絵や、浮世絵と現代少女マンガのつながりなどの議論は特におもしろかったです。
分量は少な目の本なので、気の向いたさいに気軽に読んでもらいたい一冊です。 -
あまりにも私の知識不足のせいか、面白くなかった。
08年10月18日18時28分54秒より更新
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