偶人館の殺人 (角川文庫)

著者 :
制作 : 吉田 良 
  • 角川書店
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本棚登録 : 61
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041704196

感想・レビュー・書評

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  • 表紙と題名で勝手に期待しすぎた。 いまいち緊張感の無い面々、本来の仕事せずにふらふらと。 さらぁっと流して読んだ感じ。 どう理解しようとしても謎のままな愛人殺し。 うーん。

  • 名前が「偶人館の殺人」で、
    プロローグで塔の上から人が空中浮遊で歩いて、
    落ちたと思って見に行ったら死体がというお話から始まる。
    なんというか……ミステリ初心者でもわかりそうだなぁと不安を胸に
    読み始めたけど、なんとなく予感は当たった。

    終始話が散らかって進み、何をどうしたいのかわからないま事態だけが進む。
    最後は解決するから問題ないけど頭に「?」と浮かんで終わった。

    「江戸時代から存在する場違いな時計塔」
    「からくりを極めた男」
    「謎の遺産」
    「美しい双子」
    「探偵と呼ばれる男」
    「キリシタンの謎」

    これだけ要素が揃ってワクワクしないまま話が進むミステリがあるとは
    思わなかったという意味ではめちゃくちゃ貴重な一冊かも知れない。

  • 殺人事件の推理モノとして追っていくよりは、江戸末期の天才カラクリ師大野弁吉と銭屋五兵衛の関係、銭屋の隠し財産に隠れキリシタンと、歴史裏に埋もれたミステリの解き明かしを追っていることの方で楽しめた。事件そのものは、、、弁吉の話とからくり仕掛けを書きたくて、無理矢理捻り出した、って感じかな。意外な人が犯人だったりしたけど、全体的に人間関係に無理があるような。矢的たち、仲間同士の掛け合いは相変わらず漫才のように楽しくて、スラスラ読めたけど。

  • 純粋な本格推理と思っていたのですが、実際は伝奇小説を融合させた作品でした。
    脅迫文は魅力的な謎でしたが、こんなまどろっこしいメッセージを残すくらいなら、最初から犯人を特定出来るメッセージを残すのが現実的なのでは…と思ってしまいました。
    推理自体は楽しめましたが、「からくり」そのものの機械的なトリックは、本筋とはあまり関係のないものだったので消化不良でした。

  • からくり人形のコレクターとして著名な加島大治が、「べんきちはゆるさないぞ」と記した紙に震えおののく姿を見て、矢的遥は愕然とした。べんきちとは江戸末期の天才からくり師・大野弁吉のことだが、一代で巨万の富を築いた加島とどのような関わりがあるのか?そして加島の娘が不審な死を遂げ、「ぐうじんかんをわすれるな」という奇妙な脅迫文が発見された。“弁吉と偶人館”という手掛かりをもとに、矢的は意外な歴史の真相へと踏み込んでく…。

  • 人形繋がりで再読。
    今読むと脇役が強引すぎたりでいろいろいまいち?
    むしろ弁吉を初めとする過去の人物の物語を読んでみたくなりました。

  • 地味で平坦な感じだった(--;)カラクリ人形の作者の歴史ミステリにしたほうが面白かったのでは?(--;)探偵役の矢的は事件が起きてからは影が薄いし(--;)最終的にそんな驚きもないし(--;)

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  • 『ドールズ』もそうでしたが、これもからくり人形が出てきます。
    色々なからくりがあるもんだ〜と、別の意味でも楽しめました。

    からくり展のポスターを依頼にきた主人公と依頼された男の話です。
    仕事のためにからくりを見せてもらおうと訪れた家で起こった事件が
    昔の事件を掘り起こしていく…という感じでしょうか?

    人の醜い面が見え隠れして、動機が分かりやすかったです。
    最後が駆けるように解決していったので
    ちょっとその点が不満です。

    むしろ犯人がまったく予想できず、そっち?! という驚きが…。
    いつもの事、と言われればそれまでですw

  • 探偵役:矢的遙・・ハーフで国際的なデザイナー、諺好き

  • 新探偵の登場か。

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著者プロフィール

1947年、岩手県生まれ。早稲田大学卒。83年に『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、86年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、87年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年に『緋い記憶』で直木賞、2000年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞。本作『風の陣』(全五巻)は、「陸奥四部作」のうち、時代の順番としては最初の作品になる。以降、『火怨 北の燿星アテルイ』(上下巻)、『炎立つ』(全五巻)、『天を衝く』(全三巻)と続く。

「2018年 『風の陣 四 風雲篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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