ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 284
感想 : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041710012

作品紹介・あらすじ

ソウルミュージックナンバーをバックに奏でられる、甘く哀しく美しい八つの恋物語。今、いちばん鮮烈で、輝かしい詠美文学の代表作!直木賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

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  • 愛というより恋(行為)に重きを置かれています。
    その長くは続かない変な物質が出ている期間の話。
    読んで何か得られるものがあるかというとそうでもなく。でも話にもバリエーションがあって、読めました。

  • エッセイではなく小説が良い作家だと感じた

    他文化を濃く体験した人間が、とてつもない文才をもつとこのようなケミストリーが発生するのか

    万人向けではない作品かもしれないし、読みづらい部分もあるが、男女関係の心の動きを捉えて光る
    露骨な描写が多いので、苦手とする人もいるだろう

    ...こんな作家がいたのか!!

    海外に住んだことがあったり、黒人や米軍文化に触れたことがある人ほど、そのスピリットを的確に捉えて、日本語で言語化されていることに衝撃をうけるのではないか

    街中で、とてもカッコ悪い駆け引きをしている男女に言いたい、山田詠美を読んでも少しスマートになれ


  • 彼女の作品は初めて読んだ。読んでみて圧倒された…
    状況描写/心情描写における言葉の選び方が天才的で、まるで自分自身が物語の現場にいるかの如く、読み進める程に斯くも有り有りと脳内に映像を映す作品は、そうそう出会えないと思う。男女の恋愛における駆け引きや喜び、驚き、怯え、哀しみなど悲喜交々をこんなにも生き生きと描く言葉の紡ぎ方は、それだけの恋愛を経て来た実体験が与える賜物なのだろうか?時に余りの悲しみに打ちひしがれ、時に湧き出る熱量に驚き、時にその微笑みに全てを理解する…そう言った感情をここまで見事に言葉にする才能に脱帽する。
    あとがきにある一文、
    「私の心はいつだって黒人女だよ。日本語を綺麗に扱える黒人女は世の中で私だけなんだ」
    彼女の真髄がこの一文にギッシリと詰まっている気がした。
    追伸:ぜひスパイクリー監督にこの作品を映画化してもらいたい…と思う(笑)きっといい作品が出来ると思う(^^)

  • 読んでいて情景が浮かべやすい。
    そうやって浮かべると、全体的なイメージは「黒」。
    「黒人が…」というのはあとがきにあるとおりだが、
    不思議とそういう人たちで描写された(扉絵のせいかもだが)。

    おそらくテンポとかが評価されたりするんだろうけど、
    個人的には苦手かも。

  • この間の山田太一再読時に目に付いてこちらも再読開始。
    文章の簡潔さ・短さでリズムが生まれていて、かつ、読み易い作家です。これだけでも十分な力量ある作家かと思いますが、その内容はやっぱりこの人攻撃的というか、自分の世界観がかっちりしていると思われ。
    故に多分に視野の狭小さを感じなくもないです。確かこのお方、芥川賞選考委員だっだと記憶してますが、その評をたまに読むと、個々の作品の出来云々よりも自分の好みか否かでその評価を決めつけている感があります。
    この自意識感にこそこの作家の面白さがあるとは思うんですが、閉じたムラ意識に見えなくもないなぁと今回思った次第。

  • 結婚退職したスタッフが職場に残していった本。
    '96.3読了。
    意地で読み終わらせた。もうしばらく恋愛もSEXもいらない。

  • 各小説の扉絵がいいね。
    鮮やかな人生を生きている感じのする短編。

    黒人の人たちの話し方、感じ方はきっとこんななんだろうな。

  • 「ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー」山田詠美著、角川文庫、1987.11.10
    p222 ¥430 (1995.08.24読了)(拝借)
    第97回(昭和62年度上半期) 直木賞受賞
    内容(「BOOK」データベースより)amazon
    ソウルミュージックナンバーをバックに奏でられる、甘く哀しく美しい八つの恋物語。今、いちばん鮮烈で、輝かしい詠美文学の代表作!直木賞受賞作品。

  • 1996年10月25日読了。

  • 第97回直木賞。
    黒人の恋愛話のオムニバス。
    夫とクラブに遊びに来た女が元カレと再会する話に始まり、尻軽な軍人夫人、嫉妬深いDJ、女流画家の家に転がり込んだ居候、など。

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著者プロフィール

山田詠美

一九五九年東京都生まれ。八五年「ベッドタイムアイズ」で作家デビュー。『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』で直木賞、『トラッシュ』で女流文学賞、『A2Z』で読売文学賞、『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、『ジェントルマン』で野間文芸賞、「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。『賢者の愛』『つみびと』ほか著書多数。

「2021年 『つみびと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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