放課後の音符 (角川文庫)

  • 角川書店 (1992年11月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784041710043

みんなの感想まとめ

多感な中高時代を思い出させる、放課後を舞台にした恋愛小説です。登場人物たちの大人びた言葉や行動に触れることで、読者は自分自身の成長や未来への憧れを抱くことができます。特に、印象的な詩的な表現が随所に見...

感想・レビュー・書評

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  • 中学生の時初めて小説というものを読んだ。
    それがこの本だった。

    本に出てくる登場人物がめちゃくちゃ大人で、話す台詞が本当にかっこよくて、大人になったらこんな言葉を人に伝えたりする事ができるのかな?できたらいいなー。

    なんて想いを馳せていた。
    懐かしい。この本を読むと多感な中高時代を思い出す。
    そして山田詠美の本は自分のバイブルとなった。



  • 放課後を舞台に大人になろうとする女の子たちの恋愛小説。Amyの作品でもこれは周りに読んでいる女の子が多くて、香水つけ始める子もいたかも(もう10年くらい前の話)。私と純一の物語もよかったけど、私が好きなのは「Red Zone」。「金もくせいの匂いがする 甘くて歯が痛くなりそう 秋には恋に落ちないって決めていたけど もう先に歯が痛い 金もくせいを食べたの 金もくせいも食べたの だから 歯の痛みにはキス」。まるで歌詞のような文章。そして終わりは赤い紅で、予約済みのスタンプ。Amyは黒人とのベッドシーンしか書けないって思っている人がいるとしたらこのredzoneや、晩年の子供を読むと印象変わるかも。

  • やっぱり山田詠美は露骨すぎるけど昭和のドラマみたいな文章がいい
    2作目がよかった

  • 学生の少し大人な恋模様を描いた素晴らしい小説。

  • 今の世の中、テレビ局の自主規制?とやらで高校生の飲酒喫煙セックスシーンは、お目にかかれないけど、小説界では永遠に不滅です。若いっていいねー、こうゆうの2時間ドラマのオムニバスとかで見てみたいな、私もこんな女子高生やりたかったな、高校時代、陰キャだったからな

  • 少女たちの恋愛模様をテーマにした短編集。おじさんが読むような小説ではないのだが、美しい文章で描き出される思春期の心の機微は、なかなかどうして、読みごたえがある。30年くらい前の新聞広告でタイトルが気になっていて、古本で見つけたので今さら読んでみた。古さを感じさせない良さがあり、中学生の姪にも安心してオススメできる。

  • 私的に恋愛小説で心に染みたのはこの本以外にはない!!
    ただただ少女漫画みたいにかっこいい男の子が出てきてドキドキ

  • まあまあおすすめ。

  • 女子高生の恋愛事情。

    大人に憧れるけど、自分はまだ子供だし、でも裸で抱き合う事も興味がある。大人と子供のはざまで悩んだり不安になったり。そんな彼女たちの短編集。

    女子高生で性的に奔放なんてちょっとビッチじゃないのって思ったりするんですが、今はそんな事ないんですかね。でも、そんな人が身近にいたらほんの少しだけ憧れを持つのも分かる気がします。

    そんなに焦って大人にならなくてもいいのに。
    なんとなく、女子高生だった頃を思い出しました。

  • 十代の多感な女の子が、行為について、甘くとろけるように話すお話。

    実は、私がこの本を最初に読んだのは、随分前の中学三年生の時期で、まだまだ「お姉さんの恋愛話」だった頃。
    きっとこの先に、私にもこんなステキな恋愛ができるのかもしれない! ってちょっと期待してたんですが、残念ながら私には、彼女たちのように心も身体も身軽な女子高生ではなかったので、当然、こんなステキな恋愛をする機会なんてありませんでした。
    そして、今となっては「ちょっと背伸びをした女の子の物語」になってしまいました。
    でもやっぱっり、こういうキラキラした恋愛に夢を見る時間って絶対に必要だなあ……と、恋愛に夢を見ることにも疲れてしまったおばさんの意見です笑

    とりあえず、是非今思春期に真っ只中です! という女の子には読んで欲しいと思うので、オススメしておきます。

  • 二十年以上前に書かれた本だからかな。
    昔の少女コミックのような話でした。
    放課後の気だるい感じは伝わってくるけど、大人びた女子高生には共感できなかった。

  • 内容を読むに適年齢なはずなんだけど、あんまり…。こういう女の子の世界って嫉妬とか、あんまり温厚なイメージが感じられないものが多い気がする。温かいものを求めてると、陰鬱な雰囲気ばかりを感じやすいのかも。今の私には不似合い。

  • かなり昔に途中まで読んだまま放置してあった本。
    やはりちょっと読むのが遅かったか。
    甘酸っぱい恋物語ではあるけど、時代もあり、年齢もありで
    共感は少なかった。

  • (1999.09.05読了)(1999.08.15購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    「私、彼に対して子供の手段を使いたくないの」と、カナ。マリは南の島の思い出をジントニックを飲みながら涙を流して喋ってくれた。ぜんぶ放課後に知ったことばかり。みんなが自分のためにある風景で、出来事をおこしている―。大人になるための、そして“わたし”が“わたし”になるための贅沢な時間の使い方を描く、一級品の恋愛小説。

  • この本に収録されている、「Sweet Basil」の純一をめぐる私とリエの三角関係とか、私の幼なじみに恋してしまったが故の葛藤とか、全て私のツボを押さえていました。

    短編集なので、サクサク読めるし、それぞれの女の子の恋があって、読んだ後しばらく登場人物たちの香りにクラクラしてしまいました。(笑)

    ときめきが欲しい人やひとくせある恋の話などが読みたい人にオススメしたいです。

  • 高校時代に読んでから、買い直し3回くらいして常に手元にある。
    高校時代には、こんなふうになりたいとは思わなかったけど、身近な友だちが見てるようにどこか憧れてるようにドキドキして、でも年齢がある程度行くと母親のような気持ちでドキドキするw
    山田詠美先生の黒人さん相手じゃないお話が好き。

  • 甘酸っぱい恋のお話
    高校生という子供から大人になっていくときにしか
    感じれない特別な気持ち、葛藤

    個人的に最後のKeynoteが好き!!

    とても素敵な小説に出会う事が出来ました♥

  • 1996年10月13日読了。

  • 周りの女の子よりちょっと大人な「私」たちともっと大人な女の子たちの話。

    女の子による女の子の為の小説だと思った。甘酸っぱい。

  • もっと早くにこの本に出会いたかったと、読み終えてから強く思いました。それこそ高校時代に出会いたかったです。けっこう価値観変わっていたかもしれない。恋したいです。

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞、作家デビュー。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、2001年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』『賢者の愛』『珠玉の短編』ほか著書多数。

「2025年 『Amy's Kitchen 山田詠美文学のレシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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