kaizenさんの感想
2011年12月21日
京都、大文字焼き。 大、法、妙など5つの文字が見えるところがあるという。 大文字焼きの日に,新婚から半年後の京都旅行で、殺人事件に巻き込まれる。 東京と京都の間を行き来しながら、 事件は進展する。 最後がなんとなく非現実的な終わり方をしているような気もする。 気がするだけかもしれない。
山村美紗 京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、一九六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年「京城の死」(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。七四年『マラッカの海に消えた』で本格デビュー。八三年『消えた相続人』で日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年九月没。 「2022年 『在原業平殺人事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」