京都結婚指輪(マリッジリング)殺人事件 (角川文庫)

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  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041712092

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  • 1996年12月14日読了。

  • 京都の文化や歴史を題材にした山村美紗の作品はすばらしいと思っていた。
    それと同時に,株を題材にした物も,故人が株に詳しかったために,内容が充実している。

    同様に,宝石を題材にした本書も,故人がいかに宝石が好きだったかが分かる。
    次々と異なる宝石が登場し,章の題名も異なる宝石の名前になっていて,
    生意気を言うようであれば,構成はしっかりしていると思いました。

    登場人物も主人公の宝石店の店長を始め,
    宝石関係の団体の役員など,
    宝石界の隅々まで分かる。

    購買者という女性の立場で,踏み込んだ記述ができるのも山村美紗ならではだろう。
    山村美紗の作品のベスト10に入れたいと思った。

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著者プロフィール

京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年『京城の死』(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。74年「マラッカの海に消えた」で本格デビュー。八三年「消えた相続人」で第日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年没。

「2018年 『殺意のまつり 山村美紗傑作短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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