京都・出雲殺人事件 (角川文庫 や 13-15)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041712153

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  • 友人達に誘われたが、断った旅行。
    その旅行で友人の一人が殺された。

    そして次々と死んでいく友人。
    一体犯人は誰なのか…というよりも、分数は小さくなるので
    勘でも当たるかもしれないのに、まったく分からずw
    とりあえず、2分の1の確率で当たる性別だけは大丈夫でした。

    しかしこの人達、複雑すぎる…。
    こんな人間関係で友人をやっているものなのでしょうか?
    社会に出る前なので、こんな面倒な関係は
    結びたくないものです。

    人生一度っきり。
    後悔したくなければ、当たって砕けろ、という状態でしたが
    誰でも砕けたくはないです。
    いやでも殺人と言う砕け方も嫌ですけど。

  •  作品の作りとしてはすごい。犯人は想定しにくい。半分読んでもわからなかった。種明かしも、西村や赤川に比べると丁寧。京都と出雲の行き来の仕方もわかる。女性の怖さも分かる。警察,マスコミの仕事の仕方も分かる。

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著者プロフィール

山村美紗
京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、一九六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年「京城の死」(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。七四年『マラッカの海に消えた』で本格デビュー。八三年『消えた相続人』で日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年九月没。

「2022年 『在原業平殺人事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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