龍野武者行列殺人事件 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041712207

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  • 全国放送になってしまった、担当のニュース番組。
    そのための第一弾としたお祭りは、赤とんぼを握った死者が出る祭り。
    今年はどうだろうかと行ってみれば、途中で死体が出来てしまった。

    原稿半ばで天に召されたため、5分の1は遺言通りに。
    とはいえ、プロが5分の4をみてもさっぱり分からない犯人。
    一体誰が犯人で、どういう手順だったのでしょうか?
    一応解決はしているものの、何となくもやもやした感じです。

  • 山村美紗がなくなった後に,西村京太郎が書きついだと言われる2作品の1つ。
    お互いが未発表の作品を書き継いで出すとのことが西村京太郎の後書きに書かれている。
    結末を教えてもらっていなかったので苦しんだとのこと。

    いっそ最終章は3分岐くらいにして,最終章1,最終章2,最終章3
    として3つの結末を書いてもらい,どれが山村美紗らしいかを投票するのがよかったような気がします。

    山村美紗作品としての納得感がありません。

    山村美紗のよいところは,思い込みが強く、独りよがりで、独善的であり,我が儘なのに、愛すべき人だということではないのでしょうか。

    西村京太郎は,括弧付きの「優し過ぎる」のではないでしょうか。

    山村美紗という日本を代表する作家が亡くなったことの意味、大切な人を亡くしたという実感が涌きました。

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著者プロフィール

京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年『京城の死』(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。74年「マラッカの海に消えた」で本格デビュー。八三年「消えた相続人」で第日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年没。

「2018年 『殺意のまつり 山村美紗傑作短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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