最後の相場師 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041713013

感想・レビュー・書評

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  • 是川銀蔵をモデルにした経済小説。相場師として約80歳の風采が上がらない老人が知恵と度胸で大活躍。しかも、金に興味がなく、ただ勝負し、勝った金は寄付へ。負けて一文無しになっても一向に構わないと言う夫妻。日本セメント、同和鉱業、そして菱刈金山のニュースに住友金属鉱山で大勝負。株の詳しい知識がなくても、勉強になります。お金がある人は面白いほど勝負が出来、そして残る。さすがの銀蔵が同和鉱業から危なく手を引く場面も迫力がありました。そして、銀蔵と奥さんの関西弁の会話に人柄を見て、ホッと爽やかに感じます。しかし実際に、本当に金に恬淡としていたのかな?とも思います。

  • 最後の大仕手戦が79才の時…!

    身より心だね。

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著者プロフィール

津本 陽(つもと よう)
1929年3月23日 - 2018年5月26日
和歌山県生まれ。東北大学法学部卒。会社員生活をしながら同人誌『VIKING』で活動し、掲載作「丘の家」が第56回直木賞候補。1978年に和歌山を舞台にした『深重の海』で第79回直木賞を受賞。1995年に『夢のまた夢』で第29回吉川英治文学賞を受賞している。1997年に紫綬褒章、2003年旭日小綬章をそれぞれ受章。2005年には第53回菊池寛賞を受章した。
ほか、代表作にベストセラーとなった『下天は夢か』。多くの歴史小説、企業小説を記してきた。

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