天翔ける倭寇〈上〉 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041713068

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  • 和歌山雑賀衆が倭寇となって中国に入るお話。
    紀州言葉が部分的にも懐かしい。

    あとがきにもある日本人の持つ良い面、悪い面がうまく出ている作品。
    「戦闘で勝って戦争に負けた」はうまいことを言うと思う。

  • 下巻とつづけて読みました。日本を飛び出した日本人の海賊の話。戦いの場面は多いけど、楽しく読めました。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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