武神の階 (角川文庫)

著者 : 津本陽
  • 角川書店 (1997年2月発売)
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  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (580ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041713136

武神の階 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • この本は、分厚い。著者の作品には、物語性の強いものと、歴史読本のような、骨太ものに分かれる。これはその後者の方。文献資料なども挿入され、上杉謙信の幼少から死期まで、丁寧に追っている。史実をきっちり追いすぎて、物語性(逸話性)などが削がれている感もあるが、その分、ありのままの上杉謙信に出会えた気分にさせてくれる作品。上杉謙信好きにはたまらない作品です。
    謙信を扱ったもので川中島をラストに持ってこずに彼の生涯を通して描いた小説として本作は貴重。司馬作品ようなテンポに慣れた人やそれを期待した人には少々キツいかも。上級者向けの作品。

  • 上杉謙信について書いた本です。

    この本の謙信はとにかくスーパーで、14歳で戦場に出てから、毘沙門天の生まれ変わりどころか、毘沙門天そのものに例えられるくらいの信頼を得ます。

    そういう上杉謙信ひいきの本なので、敵である武田信玄と北条氏康・氏政については、ボロクソに書かれています。

    ちょっと周りの武将についても細かく書いている部分があったので、ストーリーとしてはスムーズに読むことができなかったのが残念です。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-6cdd.html

  • 物語としてはあまりに人物の内面描写が足りない(故に謙信物としては「天と地と」よりは下。けれど他のよりは上)が、この著者のこの書き方に慣れてきたのか、読み物として楽しく読み終えた。満足満足。

  • 全1巻。
    前にちらっと立ち読みして
    好きじゃない感じの文章だったので
    ずっと敬遠してた津本陽。
    嫌いって言うからには
    少しは読んでみようと思って。

    結果。
    読まなくていい本。

    上杉謙信の生涯のお話。
    綿密に書かれてはいるが、それだけ。
    無味無臭の記述が延々続く。

    たまにちらっと思い出したように
    小説らしいことしてみようかってな感じが出てくるけど、
    基本、年号順にエピソードを書き連ねただけ。
    興味ない科目の退屈な授業みたい。
    なにも頭にはいってこない。
    ずっと流し読み。

    歴史が好きな人、歴史を知りたい人以外、
    読まなくていいと思う。
    小説好きにはむかない。
    久しぶりに挫折した。

  • 上杉謙信の生涯を、史実をもとに徹底的に描いた作品。「下天は夢か」「夢のまた夢」「乾坤の夢」に引けを取らない長編大作。まさに武神のごとき謙信像が浮かび上がります。
    2006.09.15読了

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  • 「越後の虎」上杉謙信の生涯を綿密に綴ってあります。人物関係や地理の描写が結構長く続いたりするので、戦国時代小説上級者向けかも。篭城戦は面白かった。

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