信長の傭兵 (角川文庫)

著者 : 津本陽
  • 角川書店 (2006年9月22日発売)
3.50
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  • 本棚登録 :42
  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041713310

作品紹介・あらすじ

種子島から鉄砲を持ち帰った津田監物は、鉄砲傭兵集団を組織した。監物率いる紀州・根来衆は諸国大名から重用され、その名は天下に轟く。永禄5年、新興勢力の最右翼である尾張の織田信長が根来衆に加勢を求めた。以後、監物は信長とともに天下布武の野望に向け、しかしあくまで傭兵として戦場を駆け抜ける。遂に信長最大の敵・本願寺との戦いに挑むが…。戦国の地図を塗り変えた、その波瀾に満ちた生涯。

信長の傭兵 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 刀槍の時代から鉄砲の時代へ。戦国時代、銃砲を武器に報酬次第で合力する最強傭兵軍団があった。新興勢力としてのし上がってきた織田信長も、この傭兵軍団を雇い天下統一を図る。根来寺を中心とした僧兵が銃砲で武装、その中心となった津田氏を描く。

  • 2017.10.22読了

  • 紀州根来党、鉄砲隊を差配する津田監物。彼の後半生は主に信長の傭兵として戦いに参画しており、これを描く本作は結局、織田信長記と化している。軽く読めるのは有難いが、金のためなら何でもする以外、根来党の思惑が見えてこないのには、小説としてはどうよと参ってしまう。とは言え、紀州弁(ただし、現代風なのは勿論)が上手く叙述されているのは、和歌山出身の著者らしい点か。◆雑賀党(石山本願寺の配下に)との関係・対立・抗争も本書では希薄。

  • 紀伊の鉄砲傭兵集団、根来衆の頭領である津田監物が主人公の小説です。
    私自身、和歌山の出身なので方言が非常に心地よかったですね。読んでいて親近感が湧くというか、感情移入がしやすかったです。

    また紀伊の鉄砲傭兵集団といえば雑賀衆も有名ですが、あちらは主に織田信長に敵対していたのに対し、根来衆は信長に協力していたので、その対比という意味でも興味深く読めました。

    読了日:2011年5月

  • 方言にちと苦戦。味わいがあって良かったんですが。

  • 【P】

  • 戦国の世に、鉄砲に賭けた男の生涯。
    種子島から持ち帰った鉄砲の製造に成功した津田監物は、傭兵軍団「根来鉄砲衆」を率い、織田信長の天下布武実現のため命を賭ける。戦国の世を駆け抜けた津田の波乱に満ちた生涯と、凄絶なその最期を描く歴史長編!
    種子島から鉄砲を持ち帰った津田監物は、鉄砲傭兵集団を組織した。監物率いる紀州・根来衆は諸国大名から重用され、その名は天下に轟く。永禄5年、新興勢力の最右翼である尾張の織田信長が根来衆に加勢を求めた。以後、監物は信長とともに天下布武の野望に向け、しかしあくまで傭兵として戦場を駆け抜ける。遂に信長最大の敵・本願寺との戦いに挑むが…。戦国の地図を塗り変えた、その波瀾に満ちた生涯。

    2009.4.11読了!

  • 出身地が“根来衆” と同じという“大御所”津本陽が『鉄砲無頼伝』に続きブッ放す、種子島から鉄砲を持ち帰った鉄砲放・根来衆 津田監物の物語。
    監物が、傭兵として信長とともに天下布武の野望に向け、戦場の最前線を轟音とともにイキイキと跳びまわる姿は、戦国の世に閃光となって自らの軌跡を記している。

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