無印良女 (角川文庫 緑 717-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 571
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041717011

作品紹介・あらすじ

ブランド指向も見栄もなく、本能のままシンプルに生きる「無印」の人々への大讃辞エッセイ。一直線の母ハルエ、タビックスの少女アヤコ、女ガキ大将の著者自身。彼らは一般通念からすれば、"変わり者"かもしれないけれど、その無垢な極端さがおかしくて可愛い。愛すべき人たちなのである。「本の雑誌」出身の期待されるエッセイスト群ようこ、はじめての文庫本。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で。
    実は初めて読んだけれども他のアンソロに収録されている作品もあるのか読んだことのあるお話もありました。金歯のお局様の所とか。

    群さんは気取りのない方なんだろうなぁと思って居たのですが結構服飾にはお金を使われていたんですねぇ。1万臨時収入もらって香水買ったとか、後に着物のエッセイなんかも書かれていたのでおカネの無い時代は買えなかっただけで本当は買いたかったんだなぁ、なんて思いました。

    それにしても姉弟ってのも色々確執があるんだろうなぁ。母親は男の子を可愛がるって言うし。母娘ってのも面倒くさい関係なんだな、なんて思いながら読みました。

  • 教訓:あらすじや商品説明を読むべし。
    小説かと思いきや、エッセイだった。

    若い時の群ようこのエッセイは攻撃性が高くてかなわん。
    「解説」に「彼女は加害者でも被害者でもなく、観察者だ」とあるけれど、いやいやまさか。
    毒親の被害者で、そのエネルギーを顔の見えない他人にぶつける加害者だ。
    少なくとも、この本を書いている時期は。

    ネタになる人物やエピソードとの巡りあわせが多いのは羨ましいし、さすがに名前や場所や立場はぼかしてあるだろうが、「セックス・アンド・ザ・シティ」のキャリーよろしく、ネタにされる側はたまったものじゃないだろう(お金がはいってくるでもなし)。
    私小説、とか、事実をもとにしたフィクションですと嘘でも言ってほしかった。

    今後読むかもしれない人のためのメモ
    <シリーズ全7巻>
    ①1986:無印良女
    ②1989:無印OL物語
    ③1990:無印結婚物語
    ④1991:無印失恋物語
    ⑤1992:無印不倫物語
    ⑥1993:無印親子物語
    ⑦1994:無印おまじない物語

  • 途中何度かぷっと笑ってしまうことがあった。
    面白い人たちに囲まれた人生はとても楽しそうで羨ましく感じました。群さん自身もとても面白い人だし、エネルギッシュな方だと思いました。
    ご家族もみなさん個性的で面白いです。

  • 群さん、面白い

  • エッセイは日々のちょっとしたことが書かれていて何も考えたくない時にいい。けどもう一度読もうと言う気にはならないかな、
    郡さんは、物事をはっきり清々しく書いているので、読んでいて一人でにやけたり、笑うのを堪えたり…
    なかなか面白かった。

  • 群さん。何時もありがとう。

  • 知識を詰め込みまくるのも大事。

  • 群ようこって好きなテイストだと思うんだけどなー。

  • エッセイはあまり好きではない。
    この本もエッセイと知っていたら読まなかったかもしれない。
    でも読んでみると、このエッセイは面白かった。
    途中、小説?って何度も確認したくらい、面白い話が続く。
    元気がなくなった時、疲れた時に読みたい一冊。

    2013.5.6

  • エッセイ。
    著者の家族が個性的過ぎる!
    幼少時の話もあれば、中高生や大人になってからの話もあり飽きなかった。
    一番好きなのは「経産婦とバター犬の謎」。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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