無印OL物語 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 466
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041717035

感想・レビュー・書評

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  • 自分がOLだった頃を思い出した

  • 書誌情報をみたら、1991年の発行だった。20年以上も前のOLさんたちのお仕事。結婚するまでの腰かけだったり、あからさまなパワハラ、セクハラだったり、お茶汲み=女性の仕事だったり、時代が違う。でも、まったくの別世界の話ではなかった。確かにこの時代の延長線上に現代があると思わせる内容。それだけ「あるある」がリアルに描かれているんだと思う。小説だからノンフィクションではない。でも現実以上に現実らしいフィクション。

  • ちょっと昔のOLさんのひきこもごもを書いた短編集。

    入ってから5年くらいで結婚退職しなきゃいけないとか、女は総合職以外はお茶くみコピー取りが仕事だとか、今だったら人権団体が黙ってないような内容の仕事がたくさんあります。

    いやー、こんな時代に生まれなくてよかったなぁとつくづく思います。私なら本当に雑巾のしぼり汁茶とかやりそうな気がする。もちろん、気づかれない範囲で。

  • OLの職場や恋愛事情が面白おかしく描かれている。
    あるあるとうなずける部分も多々あって面白く読めた。

    2013.5.28

  • 久々の無印シリーズ。やっぱり面白い。

  • 群ようこさんの本は読みやすいんだけど、どうも毒が強くて後味が悪い。人間の嫌な部分を鋭く切り出すという意味では秀逸なのかもしれない。

  • 無印なOLの話だった!!

    主人公たちはみんないたって普通の
    OLで、むしろ話を色付けしてるのは
    その人が憤りとか憧れを感じる人で、

    あー、いるいるこういう人…って思うんだけど
    別にその人たちがどうなるわけでもない…
    みたいな感じだった!

    何となくおもしろかったけど、どうせなら
    その迷惑だぁぁって思う人たちがどうにか改善されるなり、
    どっかいってくれて、ホッとなるなりな話が
    読みたくなってしまう。
    そう書かないところが良さなのだろうけど
    スッキリしたいと思ってしまうよねえー!

  • ハッピーエンドばっかりってわけじやないけど、まあ面白かった。
    憂鬱じゃなくさくさくっと読めた。
    ありえない!とかいろいろ思うこともあったけど。
    ま、派遣と普通のOLじゃ違うところもあるだろうけどね。

    むしろ解説の山田さんの言葉遣いに憂鬱になったくらい。
    この人ってなんでこういう言い方しかできないのかなあ。
    やっぱダメだなぁ、私は苦手だ。と思ってしまった。

  • きれいで立派な本社ビルに憧れて就職したのに、倉庫裏の“地獄の営業部”に配置された私。小さな出版社で、ドジな先輩、後輩に悩まされている私。チャッカリと「結婚」に逃げ込んでしまった私の同僚―でも私だって負けてはいない。「職場」という「人間関係」を糧にたくましい「成長」をみせるOLたちの日常を描いた、くやしくっておかしい12の物語。(「BOOK」データベースより)

    身近によくありそうな、OLたちの物語。
    シニカルな口調が面白く、読みやすい。

    暇つぶしに読むにはもってこい。
    何か心に残ったものがあるかといえば、そういうものはないんだけれど。

  • 今や昭和の遺物となってしまったOL(っていうか、未だOLが存在する企業はやばいと自覚した方がよいと思うが・・・)。
    そんなOLたちのいろいろな生き方、というか考え方の参考資料として、とても面白いです。

    こんなバブリーな時代があったんだなあ、という思いと同時に、こんなにまで女性が虐げられていた時代(今もそうだと思うけど)もあったんだ、と変なため息が出た本でした。

著者プロフィール

群 ようこ(むれ ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。
代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

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