- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041717158
感想・レビュー・書評
-
色んな年齢の女性の日々や恋愛の短編集。
呆気にとられてしまったり、ふふっと笑ってしまったり、妙に納得してしまったり、ドキッとされられたり…
群さんの小説は読むと気分が軽くなる。
つまらないことでクヨクヨするのが、なんかしょうもなく思えるというか…
2014.5.17詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特に深いオチがあるわけではなかったけど、読んでて顔がニヤっとしてしまうような、ほのぼのとした短編集。
-
全体的に女性の視点から描かれた日常という感じで、大事件も、どんでん返しも、奇想天外な結末もありません。新聞の投稿欄にでも出てきそうな話をふくらませた…という感じと言えば伝わるでしょうか。私が男なので、視点が女性いうだけで多少の新鮮みはありますが、それだけです。
その中で、私が激しく共鳴した一文を紹介します。「兄の結婚」の中で、結婚の決まった息子のフィアンセに、意味もなく嫌悪感を抱く母親。その母親に、妹が訊ねる場面。p.171です。
「どういう人ならいいと思うの?」
こっそり聞いてみた。
「そんな、どんな人がいいなんて……」
母はいいよどんでいたが、
「そうねえ、松たか子ならいいかしら」 -
図書館で借りた。
いろんな彼のお話。
短編集 -
電車の中で軽く読むには丁度良いです。
本人にとっては、大問題だけど、他人からみたら些細なことを書いた短篇集。 -
どこにでも「困ったさん」ているもので、その個性とどぉ上手く付き合うかがカギ。
-
あるんだよなぁ、こういうの・・・
日々の暮らしで生まれる喜びや悲しみ、怒りに楽しみ・・・。
ささやかだけれど大切な、人々の<想い>をふんだんに詰め込んだ、誰もがうなずく10の物語。 -
こんな人いるね…って思いながら読めて楽しかったです。
気軽に読めて、ちょっと同意するところもあって。少し時間が空いたときに読める本です。 -
さらっと読める群ようこさんの味が出ているお話。こんな人いるよなぁと思いながら読めます。
-
「天童よしみストラップ」とか「ガングロ」とかいう単語が出てきて笑ってしまった。
新しく出た本かと思ったら、平成15年発行だったらしい。
通りで色々と違和感があるわけだ。
それでも群ようこの作品はいつもと同じ安定感、悪く言えば平坦さがあって、たまに無性に読みたくなるのよね。