財布のつぶやき (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 597
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041717219

作品紹介・あらすじ

50歳をすぎてようやく考えるようになったこと、それは老後の経済-。蓄えは実家の住宅ローンで消える運命にある。毎年の税金も悩みの種。老後に必要なお金を計置して愕然とし、家計簿をつけてはみたけれど、挫折の繰り返し。スーパーで小さな節約をしたのに、その直後に大散財。どんぶり勘定から脱却し、堅実な生活を送れるのはいつの日か?誰もが直面する「お金」の問題を、率直かつユーモラスに綴ったエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • エッセイは普段読むことがないけれど、中々面白かった。大した出来事はないし、大したことは書いていないんだけど、なんか面白い。気軽に読める。

  • なぜ、ささいなことがこの著者の手にかかると面白く膨らむのだろう。

  • も~。
    おもしろいんだから!!

  • 群ようこさんの本は読みやすくて、親近感もあり、面白い。この本も、日常的な面白い話がたくさんあり、楽しかった。

  • お金のことを学びたくて読んでみましたが
    フリーランスの著者と、雇われ身の私では
    少し環境が違い、途中で読むのをやめました。

  • 読みやすくてすいすい読めたが、どのエピソードもあまり印象に残らなかったのが残念。

    とはいえ、お金の話題については考えさせられるところもあった。
    ご自身が暮らすわけではない実家のローンを身内から不利な条件で組まされて払い続けるという状況には、もっと怒ってもいいと思う。

  • 群さん、身近にいたらなかなか曲者だろうな(笑)
    エッセイ気軽に読めるので良し。

  • お金に対する考え方は人それぞれなのね

  • 久しぶりに名前を見かけたので手に取った。
    思えばこの辺の気楽なエッセイ本は
    椎名誠、原田宗典、とならんで僕が本を定期的に読み飽きた時に
    それでも完全に文字から落ちないためのセーフティネットみたいにあったわけで
    つまるところ、ちょっと疲れていたし手に取った。

    開けてみれば期待を裏切らないお気楽ぶりで
    けなすのではないけれど、いい具合に頭がよろしくない。

    とことん直感的で反射的な言葉の連なりだけれど
    裏表なくてあっさりしているので、それがこの人のいいところだ。

    まぁ、しかし、ご家族の不満は洒落にならなくなるから
    愚痴にするのはよしたほうがいいかな。
    作家ならもう少しこじれて問題になってから書いた方がいい
    というのは僕が性悪すぎるんだろう。

    面白いおばさんなので長生きしますように。

  • 群さんのエッセイは昔から好きで、軽い読み物やくすっと笑いたいときにふらりと読んでいる。
    これもいつも通りの群さん。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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