財布のつぶやき (角川文庫)

著者 : 群ようこ

• KADOKAWA (2011年2月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ごろさんの感想 · 2022年11月20日]

エッセイは普段読むことがないけれど、中々面白かった。大した出来事はないし、大したことは書いていないんだけど、なんか面白い。気軽に読める。

[caninhaさんの感想 · 2018年11月3日]

群さん、身近にいたらなかなか曲者だろうな（笑）
エッセイ気軽に読めるので良し。

[Pippiさんの感想 · 2018年10月5日]

お金に対する考え方は人それぞれなのね

[mizutetsuさんの感想 · 2017年9月18日]

久しぶりに名前を見かけたので手に取った。
思えばこの辺の気楽なエッセイ本は
椎名誠、原田宗典、とならんで僕が本を定期的に読み飽きた時に
それでも完全に文字から落ちないためのセーフティネットみたいにあったわけで
つまるところ、ちょっと疲れていたし手に取った。

開けてみれば期待を裏切らないお気楽ぶりで
けなすのではないけれど、いい具合に頭がよろしくない。

とことん直感的で反射的な言葉の連なりだけれど
裏表なくてあっさりしているので、それがこの人のいいところだ。

まぁ、しかし、ご家族の不満は洒落にならなくなるから
愚痴にするのはよしたほうがいいかな。
作家ならもう少しこじれて問題になってから書いた方がいい
というのは僕が性悪すぎるんだろう。

面白いおばさんなので長生きしますように。

[彩海本さんの感想 · 2016年8月13日]

この作者の淡々とした呟きの日々が綴られており、なんとも味のある一冊です。

自分が50、60と歳を重ねるときっとついこんなことを言いたくもなる。

と、いうその瞬間が想像できるだけほどにリアルな呟きでした。

こっちを立てるとこっちが立たない。

こっちが立つとこっちが立たないそんな日々。笑！

とにかく面倒なことは避けたい、やりたくないことも避けたい。楽に楽しく暮らしたい。と誰もが思う理想をこんな風にして諦め、手を抜いていく、同意しまくりの一冊です！

[kazuさんの感想 · 2015年12月14日]

2015*12*09

[mokamocaさんの感想 · 2015年2月25日]

群さんは、最初まだ若い方だと思っていたけど、わりと年配の方だった。
でも、エッセイや小説がとてもチャーミングで楽しい！
このエッセイも日々の暮らしのこととか、たくさん楽しくて面白いことが書いてある。
年齢は楽しく重ねたい！

2015.2.24

[negatebu14さんの感想 · 2013年11月21日]

もう内容の大半は忘れてしまいましたけれども、肩肘張らずに読めたことだけは確かです！　というか、群さんの、エッセイでも小説でもいいですけれども、あんまり濃くない内容、かといって薄っぺらいわけでもないんですけれども…通勤のお供にできるくらいの気軽さが好きで僕は群さんの作品群を読んでいるんですけれども、今回もまた、通勤のお供には最適な一冊でした…！！

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

５０歳を迎えた群さん…やっぱし老後のことが気になるんでせうか、食事とかひたすら自炊みたいですし…群さんの生活の一面が知れたみたいで興奮しましたね～。

独身みたいですけれども、悠々自適、お気楽に暮らしている感じがよく伝わってくるエッセイでした。そう、結婚しない生活を選んだのならば最期も一人ですものねぇ…そりゃ考えますって！

だけれども、このエッセイを読むと一人で生き続けるのもそんなに怖いことじゃない、みたいな感じに思えるのでした。よい一冊です！　おしまい。

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

[くろさんの感想 · 2013年11月17日]

エッセイ。金遣いの荒い私には気になるタイトルだった。群ようこさんの著書は表紙が可愛く好きだが、エッセイはあまり好きではなかった。

[maron-bookさんの感想 · 2013年10月21日]

５０歳を過ぎたら気をつけようと思えることがいくつか・・
ただ、老後のヒントになってるのかなぁ？とちょっと疑問でした。。（＾＾；）

著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」