- Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041718032
作品紹介・あらすじ
新潟の旧家、蔵元の田乃内家に生まれようやく育った娘、烈。家族の愛と希望を一身にうけて成長していくが、小学校入学を前に、失明にいたる目の病を患っていることを知る。過酷な運命を背負う烈と祖母、父母、叔母たちが織りなす愛と悲しみの旅が始まった-。
感想・レビュー・書評
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下巻にまとめて記載
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雪国の寒くてじめっとした様子が手に取るように分かる表現が素晴らしい。烈ちゃんはどうしても一色紗英のイメージで読んでしまうけど、エキセントリックな雰囲気に良く合ってましたね。
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脳内で方言が再生される。
著者は新潟の方言について深く学んでおられ感心した。
完璧に近いので、物語に深みのある情緒が生まれ、感情移入できた。
普段小説を読まない母も読みふけり、涙を流していた。 -
【状態】
展示中
【内容紹介】
新潟の旧家、蔵元の田乃内家に生まれようやく育った娘、烈。家族の愛と希望を一身にうけて成長していくが、小学校入学を前に、失明にいたる目の病を患っていることを知る。過酷な運命を背負う烈と祖母、父母、叔母たちが織りなす愛と悲しみの旅が始まった―。
【キーワード】
文庫・家族・恋愛
+++1 -
とにかく繰り返し読む。そんな種類の本になっている。
特に好きなのは下巻ではあるが、やはり主人公烈の幼少期から読んでいくと下巻の読みごたえが違う。
初めはなじめない越後なまりのセリフもす・・・っと入ってくるように、蔵の香りまで感じるように、世界に引き込まれてしまった本。 -
新潟の旧家、蔵元の田乃内家に生まれた烈。烈は当主の意造と妻賀穂の間にやっと育った唯一の子であり、真綿で包むように大切に育てられた。しかし、小学校入学を目前に、烈が不幸にも目の病を患っており、やがては失明する運命であることが発覚した。
利発で敏感な心を持った烈は、自分の過酷な運命に激しい憎悪を抱きながらも、やがて田乃内家の将来をも見据えた生き方を強く歩んで行こうと決意する。
とにかく先が気になって気になって、久々にハイスピードで読んだ作品。しかも読み終わってしまったことさえ惜しい、そんな読後感。
初めは甘やかされて育った烈のワガママぶりに圧倒されたが、後半の烈の心の成長にはひたすら感動である。 -
高知、新潟などを舞台とした作品です。
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内容(「BOOK」データベースより)
新潟の旧家、蔵元の田乃内家に生まれようやく育った娘、烈。家族の愛と希望を一身にうけて成長していくが、小学校入学を前に、失明にいたる目の病を患っていることを知る。過酷な運命を背負う烈と祖母、父母、叔母たちが織りなす愛と悲しみの旅が始まった―。
著者プロフィール
宮尾登美子の作品






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