遠い海から来たCOO (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 721
感想 : 87
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041736067

作品紹介・あらすじ

六千万年以上も昔に絶滅したはずのプレシオザウルスの子を発見した洋助。奇跡の恐竜クーと少年とのきらめく至福の日々がはじまったが……。直木賞にかがやく、感動の冒険ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • クーが大好きで保育園の頃ビデオで何回も借りてもらった。
    中学の図書館で本を見たつけたときは鳥肌が立ったし、卒業する頃には貸し出しカードが一杯になるくらい借りていた。
    大人の事情があるらしいみたいだけれど、DVDにならないのが残念で仕方ない。

  • 初めて読んだのは多分小3。読むのは3回目。かなり久しぶりに読んだのでおぼろげにしか話を覚えていませんでしたが、やっぱり好きな一冊でした。
    洋介も、徹朗もキャシーもトニーもみんな好き。
    そしてやはりcooの可愛さが、映像はないのに自分の中で膨らんできて…読みにくい部分もあるけれど、沢山の人に読んでほしい物語。自然と人間の共生について、権力について…でも、本当に好きですこれ。
    映画とアニメ?があるみたいだから探したいな。

  • 小さい時、映画で見たことのある作品。
    ひょんなことから、恐竜を拾って育てるなんて
    幼心にとても憧れだったー!永遠の夢だとおもう。
    お話はあまり良く覚えていなかったけど、
    クー!っていう鳴き声は今でも覚えてる。
    また見たいなぁなんてぼんやり思っていた作品。
    なんと直木賞受賞作品だったなんて!
    早速図書館で借りてきました。わくわく

    プロローグ、一気にひきこまれる。
    情景が、映画のように浮かぶ。
    どきどきわくわくはらはら。

    後半の冒険のあたりは読みづらかったけど、
    でも、前半本当に秀逸。
    田辺聖子の解説にあるとおり、抵抗しがたい感動。
    私もクーに会いたい!!!

    ストーリーはドラえもんに近いけど、
    でもいいの、面白いんだもの。

  • 再読です。
    結構昔の直木賞受賞作品。

    既視感のあるストーリーが、再読だけが原因ではなく、のび太とピーちゃんのドラえもん映画を彷彿とさせ、全体的にラノベっぽい印象です。
    環境破壊とか原発とか、当時の世相を表していそうですが、アクション部分も含めて後半は展開に無理がある気がして興ざめでした。。

    と少々辛辣な感想ですが、オープニングシーンはよかったし、少年がクーの他、2頭のイルカやレトリバーと交流するフィジーでの生活は瑞々しくいかにも楽し気で、南国の風を肌に感じ、とてもリラックスして読むことが出来ました。
    賞は取れなくなってしまうのかもしれないけれど、この雰囲気のまま終盤まで展開する物語が読みたかったな。

  • ただの感動物語って感じだった。

  • 普通、がっかり

  •  海洋生物学者の父とともに、フィジー諸島の小さな島に住む少年が南太平洋から流れ着いた古代恐竜の子孫と出会い、みずからも成長していくという物語。南洋を舞台とした少年の冒険物語というと『未来少年コナン』のようだが、その恐竜の赤ん坊の生息海域がフランスによる地下核実験の現場付近にあたることが判明、物語は一挙にインテリジェンス方面へと振られていく。グリーン・ピースを思わせる環境保護団体の女性メンバー+日本人の親子とフランス諜報機関との手に汗握るアクション・シーンは、まあ御愛嬌と言うところか。

     初版刊行は1988年だから、チェルノブイリ原発事故の直後に書かれた作品ということになる。冷戦が終わりに向かい、地球環境問題が新たなトピックとして浮上する中で、この物語はどんなコンテクストに位置づけられたのだろう。直木賞の選評は確認する必要がありそうだ。
     また、南太平洋=古代の恐竜の生き残り=核という連想からは、明らかに『ゴジラ』の設定が思いうかぶ。1980年代後半の『ゴジラ』として考えてみると、何か見えてくることがあるかもしれない。

  • この本との出会いは、高校生の春休みのこと

    ちょうど映画化の時期とも重なったのではないかと記憶しています。

    頭に浮かぶ南の島の風景は、当時は、いまだいったことのない
    南の島に思いをはせたことを記憶しています。

    物語は、南の海、小さな島、バゴバゴ島が舞台
    12歳の少年、洋介とその父親

    プレシオザウルスの子を拾い、COOとなずけ、洋介は、母親代わりとなり育てていく。

    どこからか情報を仕入れた悪者がCOOの略奪を画策するが、それを撃退しようとする親子

    さらにそのあとのすっと自分の中におちていく、クロージング・・

    何とも暖かい気持ちになる1冊


  • ラボで働く父さんと移動する息子、ある日海で海洋動物を見つけ一緒に生きる事を決める、爽やかな少年時代のお話。

  • プレシオサウルスの赤ん坊を手探りで育てていく。生物好きとしては堪らなくわくわくする。よく練られたSFのような風合い。嘘ではなくクーが存在しているような。上っ面のカワイイではなく、愛おしいという意味でクーを可愛いと思うようになる。

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著者プロフィール

1948年3月20日生まれ。
主な著書
『さよならブラックバード』(1999、 文庫、角川書店 )
『どんな人生にも雨の日はある』(1999、ブロンズ新社)
『ハッピーエンドじゃなけりゃ意味がない』(1999、ブロンズ新社)
『KIKOの冒険』(1999、ブロンズ新社)
『野鼠戦線』(1999、文庫、徳間書店)
『』
『オンリー・イエスタデイ』(1998、文庫、角川書店)
『途中で、ごめん。』(1998、マガジンハウス)
『エル・ドラードの鷲』(1998、中央公論)
『 仰天旅行』(実業之日本社)
『九月の雨—トラブル・バスター4 』(1998、文庫、徳間書店)
『さよならブラックバード』(1998、角川書店)
『パンドラの選択』(1998、文庫、中央公論社)
『リバイアサン1999』(1997、 文庫、角川書店 )
『ハイランド幻想』(1997、文庫、中央公論社)
『ホワイトハウス』(1997、文庫、角川書店)
『時のエリュシオン』(1997、幸福の科学出版)
『 宗教に入るひとの心が分かりますか?—新新宗教と精神療法』(共著、1996、弓立社)
『スターティング・オーバー』(1996、文庫、中央公論社)
『トラブル・バスター〈3〉国境の南』(1996、文庫、徳間書店)
『すべては愛に始まる』(1996、角川書店)
『野鼠戦線』(1996、徳間書店)
『トラブル・バスター』(共著、1996、同文書院)
『東へ三度、西へ二度』(1996、マガジンハウス)
『トラブル・バスター』(1995、文庫、徳間書店)
『俺とボビー・マギー』(1995、文庫、徳間書店)
『サラマンダー』(1995、ベネッセコーポレーション)
『この人に逢いたかった!〈上〉』(1995、文庫、中央公論社)
『この人に逢いたかった!〈下〉』(1995、文庫、中央公論社)
『だから何なんだ』(1995、文庫、朝日新聞社)
『パンドラの選択』(1995、中央公論社)
『九月の雨』(1995、徳間書店)
『ハイランド幻想』(1994、中央公論社)
『チュウチュウ・トレイン』(1994、角川書店)
『普通の生活』(1994,文庫、朝日新聞社)
『ボルネオホテル』(1993、文庫、角川書店)
『スターティング・オーバー—僕の1991年』(1992、ブロンズ新社)
『 遠い海から来たCOO』(1992、 文庫、O角川書店)

「1993年 『僕の憲法草案』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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