- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041736067
感想・レビュー・書評
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海岸の堤防で寝転んで読みました。
静かな波の音の向こうから、
COOが顔を覗かせてきそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クーが大好きで保育園の頃ビデオで何回も借りてもらった。
中学の図書館で本を見たつけたときは鳥肌が立ったし、卒業する頃には貸し出しカードが一杯になるくらい借りていた。
大人の事情があるらしいみたいだけれど、DVDにならないのが残念で仕方ない。 -
初めて読んだのは多分小3。読むのは3回目。かなり久しぶりに読んだのでおぼろげにしか話を覚えていませんでしたが、やっぱり好きな一冊でした。
洋介も、徹朗もキャシーもトニーもみんな好き。
そしてやはりcooの可愛さが、映像はないのに自分の中で膨らんできて…読みにくい部分もあるけれど、沢山の人に読んでほしい物語。自然と人間の共生について、権力について…でも、本当に好きですこれ。
映画とアニメ?があるみたいだから探したいな。 -
先日、読み終えた『イルカの島』に続く海洋モノ、、、
「景山民夫」のファンタジー作品、
『遠い海から来たCOO』を読みました。
六千万年以上も昔に絶滅したはずの水棲恐竜プレシオザウルスの子を、偶然、発見した少年「洋介」と奇跡の恐竜「クー」との触れ合いと成長を中心に描いたファンタジーなのですが、純粋なファンタジーの枠に留まらず、フランスの核実験などに絡む冒険小説的な要素を併せ持った、なかなか楽しめる作品です。
軍事には素人の親子が、「クー」を奪おうとするフランスの特殊諜報機関を、知恵と工夫と勇気ある行動で撃退する場面等は痛快で、本格的な冒険小説としても楽しめます。
実は本作、刊行直後の約20年前に読んだことがあるんですよね。
大まかなストーリーと、当時、やたらと感動したこと… くらいしか覚えていなかったんですが、、、
同じ物語なのに、またまた感動させられてしまいました。
-----story-------------
「小畑洋介」12歳。
海洋生物学者の父「徹郎」とフィジー諸島のパゴパゴ島に移り住んで3年になる。
洋助はある朝、通学の途中、珊瑚礁の潮だまりにひとつの生命を発見した。
“奇跡”との出会いだった。
それは6000万年以上も昔に死に絶えたはずのプレシオザウルスの生まれたばかりの姿だったのである。
しなやかな肢体と愛らしい黒い瞳を持ったその奇跡の生命は、洋助を見つめ、「COO」と歓喜の産声をあげた。
こうして少年と幼い恐竜「クー」とのきらめく至福の日々がはじまった。
だが平和は長くは続かなかった…
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ちなみに、本作品、、、
第99回直木賞受賞作品です。 -
ラボで働く父さんと移動する息子、ある日海で海洋動物を見つけ一緒に生きる事を決める、爽やかな少年時代のお話。
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おもしろくて、一気に読みました。
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25年前の作品。直木賞受賞作。
前半の詩的な「静」の部分と後半の冒険的な「動」の部分の緩急が素晴らしい。
子供達には少し難しいかもしれないけど、是非とも読んで貰いたい。
色んな事を感じ取れるはず。
あと、心がすさんだおじさん達にも。
しばらくしたらまた読み返したいと思わせる本。
2013.9.10読了 -
のび太の恐竜と、COOは共に名作。似てる似てないは関係なく、感動できるからいい。