ボルネオホテル (角川ホラー文庫)

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  • 角川書店
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041736098

作品紹介・あらすじ

嵐の中、古いホテルに閉じ込められた9人。迷える霊、ポルターガイスト、害虫の大群に囲まれ、夜明けを待つが…。

感想・レビュー・書評

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  • 景山民夫のボルネオホテルが他のサイトで評判が良かったためためしに読んでみた。内容は、というとアメリカのB級映画のようだった。気分転換には良いが心が揺さぶられるような感覚はなかった作品。

  • 初めてちゃんとホラー小説に分類されているものを読んだ。
    プロローグの雰囲気が背中が寒くなるような感じでどきどきしながら読んでいたけど、正直B級ホラー映画?というかパニック映画のような感じでそこまで怖くはなかった。
    霊的なものや、超能力のようなものの説明もイマイチ納得できず、、、
    ドナルド君がいい子でよかった。エピローグはよかった。

  • 景山民夫の小説をちゃんと読んだのは初めてかもしれない。角川ホラー文庫なので、そういうもんだろうという作品。

    ボルネオ島の外れにある、古い洋館に泊まらざるを得なくなった9人に起こるあれこれ。

    呪われた洋館、その中にある肖像画、地下の薄気味悪いプールに、閉じ込められたのが様々な国籍の9人と、漫画レベルでわかりやすい題材を扱っているが、登場人物がそれなりに魅力的に(というか、わかりやすく)描かれているため、ショーモナイホラー作品空は一歩抜きん出た感じ。

    ホラーの内容的には、怪談、ポルターガイスト、虫、憑依など手を変え品を変え出してくるので飽きない。怖くないけどね。

    ただ、一番の盛り上がる箇所が、サイドボードとの格闘ったってねえ。サイドボードが今ひとつイメージ出来ないのだけど、それの描写がまたイマイチ。「長辺を背にして、直角に壁際を…」手な具合で、それまでの表現力をかなぐり捨てて、やたらとテンポの悪い説明が続く。

    また、前半部でやたらとダウン症の話を詳しく詳しく書いているのが引っかかっていたのだが、「心がピュアな障害者には秘められた力がある」という、危惧していた通りのストーリー展開。宗教にハマっていた影響だろうか。

    でもまあ、ちゃんとボルネオまで行って、実在のそういうホテルを見て取材して書いているわけで、名作とはいえなくとも、文章にそれなりの厚みが出ているわけで、若手の作家は見習ってほしいものである。

    普通に読めるけど、それなりという作品。

  • 怖いのは苦手ですが怖いのが読みたい、と思って読んだ一冊。全く怖いシーンがなくて、安心して読めました。
    日本の英語教育に警鐘を鳴らすならまだしも、「英語が喋れない日本人バカァ」に終始したのは辟易しましたね。

  • B級パニックホラー映画としての脳内再生が余裕だった。作者さん、日本人はお嫌い?と思ってしまう事もちょいちょい。

  • なんか…宗教の香りがすごい
    破ァ!!

  • 何だな海外の大々的な映画を見ている様な気分になりました。

    ホラーなのかと言われたら、うーん…どうなのでしょう。

    ドナルド君が君がとっても良い子だったのが救いでした。

  • 一言で言うとベタ。
    個人的にはもう少し意外性とか怖さとかが欲しかったですね。

  • 何でかわからんが古本で買った1冊。

    舞台はインドネシア、ボルネオ島。モンスーンの襲来したクリスマス休暇、ホテルの事情により急遽アネックス(別棟)に宿泊することになった9人。別棟はイギリス植民地時代に軍人が建てた別荘だった。外路を絶たれ、彼らはホテルを覆う邪悪な意思との対峙を余儀なくされる……。

    いわゆる“幽霊屋敷モノ”。
    著者が生前、某新興宗教団体にハマっていたのはマスコミでも取り沙汰されて有名な話だが、作中においてもそこで教えられたのであろう霊魂観みたいなものが披瀝され(参考文献に堂々出てるもんね)るのだが、そのあまりの「借り物です」という使い方にかなり辟易とさせられるというか失笑してしまう。所属の某団体からすりゃ、広告塔の役割してくれりゃ、内容なんざど~でも良かったんでしょうけど。

    幽霊屋敷モノとしてもお決まりの展開で、人物の描き方もお約束的なもの。ま、書かれたのが10年近く前だから、目新しさがないのは当然か。そういう意味では笑えるし、愉しめるんですが。その意味じゃ「バカ・ホラー」として読むのが正しい?

  • 神がかり的な雰囲気が、後半に至る程に強くなる。ホラーにしたら一種異様な雰囲気。
    日本以外のホラー映画に見られがちな流れ。
    中盤までは面白かったが、期待する方向への流れは得られなかった。むしろ、最後は無謀な力技で終わった気がする。

    因みに、怖い時には楽しい歌を歌うでディズニーの歌を使っているのだが、あれは……。
    どこかで見た設定でもあるので、何かこう……あまり沸き立つうような面白さはなかった。後半。

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著者プロフィール

1948年3月20日生まれ。
主な著書
『さよならブラックバード』(1999、 文庫、角川書店 )
『どんな人生にも雨の日はある』(1999、ブロンズ新社)
『ハッピーエンドじゃなけりゃ意味がない』(1999、ブロンズ新社)
『KIKOの冒険』(1999、ブロンズ新社)
『野鼠戦線』(1999、文庫、徳間書店)
『』
『オンリー・イエスタデイ』(1998、文庫、角川書店)
『途中で、ごめん。』(1998、マガジンハウス)
『エル・ドラードの鷲』(1998、中央公論)
『 仰天旅行』(実業之日本社)
『九月の雨—トラブル・バスター4 』(1998、文庫、徳間書店)
『さよならブラックバード』(1998、角川書店)
『パンドラの選択』(1998、文庫、中央公論社)
『リバイアサン1999』(1997、 文庫、角川書店 )
『ハイランド幻想』(1997、文庫、中央公論社)
『ホワイトハウス』(1997、文庫、角川書店)
『時のエリュシオン』(1997、幸福の科学出版)
『 宗教に入るひとの心が分かりますか?—新新宗教と精神療法』(共著、1996、弓立社)
『スターティング・オーバー』(1996、文庫、中央公論社)
『トラブル・バスター〈3〉国境の南』(1996、文庫、徳間書店)
『すべては愛に始まる』(1996、角川書店)
『野鼠戦線』(1996、徳間書店)
『トラブル・バスター』(共著、1996、同文書院)
『東へ三度、西へ二度』(1996、マガジンハウス)
『トラブル・バスター』(1995、文庫、徳間書店)
『俺とボビー・マギー』(1995、文庫、徳間書店)
『サラマンダー』(1995、ベネッセコーポレーション)
『この人に逢いたかった!〈上〉』(1995、文庫、中央公論社)
『この人に逢いたかった!〈下〉』(1995、文庫、中央公論社)
『だから何なんだ』(1995、文庫、朝日新聞社)
『パンドラの選択』(1995、中央公論社)
『九月の雨』(1995、徳間書店)
『ハイランド幻想』(1994、中央公論社)
『チュウチュウ・トレイン』(1994、角川書店)
『普通の生活』(1994,文庫、朝日新聞社)
『ボルネオホテル』(1993、文庫、角川書店)
『スターティング・オーバー—僕の1991年』(1992、ブロンズ新社)
『 遠い海から来たCOO』(1992、 文庫、O角川書店)

「1993年 『僕の憲法草案』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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