マイ・ディア―親愛なる物語 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.35
  • (3)
  • (3)
  • (16)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 49
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041740040

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 赤毛のアンすら、あまり記憶にないのですが(2回も読んでるのに…何故なのか…)、他の作品紹介も愛があるからか作者の実感がこもっているからか面白くて、読んでみよ、と思えてきます。

  • 氷室さんの、物語論ということで。
    取り上げられた作品は、古いんだけれども、確実に少女が読む小説で。
    読み込んで、参考にしたいです。

  • 17歳位の頃、赤毛のアンとか、少女小説を好んで読んでいた。
    そんなに多くを読んだわけではないけれど、それは、その当時の懐かしい思い出の一つです。
    この本も、そんな時に読んだ。

    それからボクは、いつのまにか40にちかくなった。
    そして、著者の氷室冴子さんも、もうこの世にはいない。
    よくも悪くも大人になった。
    再読しながら、過ぎ去った時間の事をおもった。
    少し心が十代の頃にあったみずみずしさを思い出した。


    読書時間2時間5分

  • かなり前の『天然生活』で読書ガイドをされている方が
    ブックガイドのお手本として紹介していた本です。
    (あくまでその人にとってのお手本です。)
    図書館で借りたので、その人の名前がわかりませんが。。。
    今では絶版となった本だけど、アマゾンにあったので無事購入。

    『赤毛のアン』『花かざりのローズ』『リンバロストの乙女』
    『少女レベッカ』『あしながおじさん』など、
    少女小説、家庭小説と呼ばれる、幼い頃に呼んでいた海外の小説。
    今では姿を見せなくなったそれらのブックガイドエッセイ。

    姉のものを借りたり、図書館で借りたりして、
    よく読んでいたなぁと思い出しました。
    『乙女の祈り』とか『少女パレアナ』とか。
    ちょっと違うけど、『おちゃめなふたご』シリーズとか。
    アメリカやヨーロッパなどの生活にあこがれる最初のモノ。
    今、海外に憧れる若者が減ったのは、こういう少女小説が
    なくなったせいもあるのかも…と思わされました。

    少女小説の偏愛ぶりにはハナマルを。
    ちょっと読みづらい、ブログ風の文体にはマイナスを。

    しかし、氷室冴子さんは小中学生の頃好きだった作家さん。
    今読むと文体が古くさく感じてしまったことに、
    時の流れを感じました。
    やはり、文学にはそのときの潮流があるのだなぁ。
    ケータイ小説とか。。
    (ケータイ小説は文学ではないと思うけれど。)

  • 私の小〜中学生時の読書生活にもっとも影響を与えた一冊。海外文学を翻訳者で読むとか、作者の時代背景から物語の真意を読むとか、氷室さんは憧れの本読みでした。わかりやすくておもしろい文章に、鋭い洞察力。今読んでもやっぱり憧れてしまう。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ さえこ)
1957年1月11日 - 2008年6月6日
北海道岩見沢市出身の作家。本名、碓井小恵子(うすい さえこ)。1980年代から1990年代にかけて集英社コバルト文庫を代表する看板作家だった。藤女子大学文学部国文学科在学中、第10回「小説ジュニア青春小説新人賞」へ「さようならアルルカン」を応募、佳作を受賞してデビュー。宝塚歌劇をモデルにしたコミック『ライジング!』原作者を経て、作家に専心。
以降多くの作品を手がけ、『なんて素敵にジャパネスク』シリーズ、『銀の海 金の大地』シリーズなどが代表作となる。『海がきこえる』は1993年にスタジオ・ジブリでアニメ化された。2008年6月6日、肺癌で逝去。

氷室冴子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする