着信アリ 2 (角川ホラー文庫 101-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041745168

作品紹介・あらすじ

久しぶりに恋人の尚人に会うため、彼のアルバイト先の中華料理店へ向かった保育士の杏子は、そこで薄気味悪い着メロを耳にする。それは、1年前、人々を恐怖に陥れた"死の予告電話"のメロディだった。まもなく尚人の身辺に悲惨な第一の死が訪れる。呪いはまだ終わっていなかったのだ…。

感想・レビュー・書評

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  • 日本中を恐怖のどん底に落とした、死の着信。不気味なメロディを奏で人の死を予告するそれは、中村由美の事件を最後に終息したものだと思われていた。しかし、それから一年後再びあの着メロが流れ、人々を死に誘い始めた。 着信アリの続編である着信アリ2。前作の登場人物がちらほら出つつ、今度は待ったく別の登場人物で物語が繰り広げられる。続編なので、前作ほどの新鮮味は無いかな。前作は死の着信がかかってきて、その時間に死ぬというのが強烈で恐ろしかったが、ちょっと慣れてしまって今回はそこまでではない。前作は死の着信自体の謎が解明されていなかったため、全容がつかめず不安な雰囲気を纏っていたが、今作はもうその謎が解明された後の話なので割りとあっさりしててちょっと物足りない。私の中ではホラーは「何者か分からない、だがしかしそれが自分に危害を加えるという雰囲気」というのが重要なので、そこが早々に解明されたのは残念だな。 結局前作の美々子の存在も霞んでしまった感じだし、どうしてそうなった感はぬぐえない。

  • 愛しい人を呪いから守るには身代わりになるしかない。‬

    ‪炭鉱でみつかった2人の遺体は尚人と孝子かな‬。
    ‪杏子が目覚めた時にそばにいた孝子はいったい...?‬

    ‪この話もなんとも言えない終わり方をしてしまった...‬

  • ストーリー展開も含めて前作の「着信アリ」のほうが楽しめた。
    携帯電話にかかってくる死を予告する着信。
    表示されている時間は、そのまま自分の死の時間を示している。
    そんなところに少なめとはいえホラーっぽさを感じていたのだけれど。
    「着信アリ2」では、そもそもその設定自体を崩してしまってる。
    一番怖さを感じたのは身代わりとなって呪いを受けた恋人が残すひと言だった。
    「まためぐりあえるよ・・・」
    生まれ変わったら的な意味なのだろうけれど、呪われて死んでいく人にそんなことを言われたらかなり怖い。

  • 着信アリシリーズで一番怖いと感じた。
    映画の方も雰囲気出ててすごく良かった。

  • 13/02/24-26

  • 声は世界を越えた。やがて恐怖も電話一本で伝えられる。

  • 着信アリシリーズの続編。
    映画のほうがおもしろかった。
    最後の恋人とのやりとりが感動でした。

  • 「着信アリ」の続編。ストーリーは前作からずっと繋がっているので、これは前作から読まないと意味不明。
    ……やっぱり2は2(笑)。前作ほどの仕掛けと意外性がなかったのでインパクトはあまり強くなかったけれど、まあまあかな。恐怖演出もけっこう面白そうだし。お約束のリミットサスペンスは「またか」という感じでもあるのだけれど、映像化すると映えそうだしね。

  • やっぱり少しぐろかったです。
    着信アリとは違って最後はちゃんとしてておもしろかったです。
    本で読んだ方がグロかったけど映画で見た方が怖かったです。
    着信アリ3も出てるので今度読んでみたいと思いました。

  • 前回終わったと思った恐怖がまた復活!!
    原因が前回とはまた違うことが出てきて驚きの展開です。
    女の子の口が縫われちゃうシーンは、映像で見て衝撃的でしたが、本で読んでもなまなましくとても衝撃的でした。
    『着信アリ』シリーズは、恐怖でもあるが、登場人物の過去が複雑で悲しいので、ただ怖いでけじゃないから奥が深いなと思いました。

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著者プロフィール

音楽プロデューサー、作詞家、放送作家。AKB48グループや坂道グループのプロデューサーとしてそのほとんどの曲の作詞を手掛ける。また2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事を勤める。
美空ひばり生前最後のシングル「川の流れのように」を作詞。

「2020年 『あれから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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