あやふやな季節 (角川文庫)

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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041748015

感想・レビュー・書評

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  • 小説、というよりはエッセイに近いかも?
    作者のことも特に知らずに、古本市で何となく買っておいた一冊を、何となく何か読みたいが、特にこれといって何が読みたいだけでもない時に手に取って見ました。

    読んでびっくり、主人公は多分うちの母が時々話す青春時代の、ちょうどその時に同じ時代をだいたい同じような場所で味わっていた人のようです。

    読めば読むほど、そろそろうちの母登場しちゃうんじゃないの?!と意味もなくドキドキ。もちろん登場しないけど。

    実在する場所や、実在するものがたくさん登場するもんだから、自分の十代と重ねてしまって、そろそろ私も出てくるんじゃ…なんて馬鹿な想像を楽しみました。もちろん出てこない。

    あやふや=不明瞭な心持ち=十代後半の物語?と題名で想像した内容から遠く外れることはなかったけれど、どうにも自分がそこにいるような感覚に陥ってしまい、楽しくて不安だったあの頃を追体験したようでした。楽しかった。

  • 1973,74年頃を舞台にした風俗小説。

  • 73-74は、まさにこうした時代だったのだが・・・
    さすがに、高校生の頃は、こんな風に飛んでることはしてなかったなぁ。
    なにはともあれ、なつかしい時代に引き戻されるよ感覚が心地よい。
    特に音楽が、この頃の象徴のように感じる。

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著者プロフィール

1956年、東京生まれ。コラムニスト、エッセイスト。おもな著作に『大東京23区散歩』『東京いい道、しぶい道』『還暦シェアハウス』など。

「2017年 『こぽこぽ、珈琲 おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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