- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041753361
感想・レビュー・書評
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角川ホラー文庫だが、内容は森村誠一の真骨頂であるミステリ短篇集。殺人事件が起きて何かの拍子にバレるという話なので、ホラーかな?
子供の怖さ、残存証拠と極めて森村誠一らしい話が続くので、安定感と安心感はあるものの、ちょっとマンネリ感も否めない(読んだことがない人は別だが)。
もう一つ、いかがなものかと思ったのは、角川ホラー文庫に選ばれたのに加え、「魔少年」なるキャッチーな本のタイトルなのに対して、ほぼ全編エロ表現というか、男女のナニの話になっているのはどうなのか。その他の森村作品に比べて、間違いなく低年齢層が手に取ると思うぞ。この本を選んだホラー文庫の選者は、何を考えているのか、ということで星は削ってせいぜい2つ。
あとは余談ですが、角川ホラー文庫が出るよりも前に、全部読んで覚えていました。再編もせず、パッケージを変えただけだったんですな。そういうはずし方も有るんだな、ということで。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この作者の本は初めて読んだが、特別読みやすく感じた。波長が合うというか、他の作家との違いを聞かれたら困るけど、とても読みやすかった。
でも救われないラストの話ばっかなので、ハッピーエンド好きの私からしたら大変惜しい。
サラリーマン社会をよく知らないのでわかりにくい部分もありながら、どの話もお気に入り。
しっかし不倫の話すっきゃな〜!!笑 -
こんな少年いたら嫌過ぎる…。
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(2003/7/2(水))