棟居刑事の推理 (角川文庫 も 3-42)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 41
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041753439

作品紹介・あらすじ

赤坂の高級クラブ。日本最大の組織暴力団三矢組の組長が、関西に勢力を張る極新会系の組員に狙撃された。一方、多摩川河川敷では謎の”呼び子”を傍らに男の死体が発見され……他一編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 棟居刑事シリーズも3冊目。
    図書館に置いてないものもあり、シリーズ全部は読んでないけど、親切に他の作品から続いているエピソードはタイトルがかっこ書きになっているから、気になると探せるところがいい。
    でも、今回は2作品収録されているんだけど、どちらも2つの事件を強引に結び付けようとする棟居刑事の推理ってどうなの???
    と思った・・・
    シリーズも作品を重ねると、やっぱりトリックが雑になっていくのは、どの作家も一緒なのかなぁ。

  •  面白かった。
     タイトルどおり「人間の証明」の棟居刑事が活躍する。
     いわゆるトリックはほとんど無し。
     解説は有栖川有栖。

  • 「棟居刑事の推理」のほかに短編の「棟居刑事の占術」も収録されています。
    正義感のつよい一市民と、暴力団の抗争にどんなつながりがあるかと思っていたら意外なところでつながりました。
    さらっと読めて面白い!

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著者プロフィール

森村誠一
1933年1月2日、埼玉県熊谷市生まれ。ホテルのフロントマンを勤めるかたわら執筆を始め、ビジネススクールの講師に転職後もビジネス書や小説を出版。1970年に初めての本格ミステリー『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞を受賞、翌年『新幹線殺人事件』がベストセラーになる。1973年『腐触の構造』で第26回日本推理作家協会賞受賞。小説と映画のメディアミックスとして注目された『人間の証明』では、初めて棟居刑事が登場する。2004年に第7回日本ミステリー文学大賞受賞、2011年吉川英治文学賞受賞など、文字通り日本のミステリー界の第一人者であるだけでなく、1981年には旧日本軍第731部隊の実態を明らかにした『悪魔の飽食』を刊行するなど、社会的発言も疎かにしていない。

「2021年 『棟居刑事と七つの事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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