棟居刑事の「人間の海」 (角川文庫)

著者 :
制作 : 角川書店装丁室 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 28
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041753583

作品紹介・あらすじ

駅のホームで突き落とされそうになる。見知らぬ車に乗せられて誘拐されそうになる-。有数の財閥・山上グループの社長令嬢・山上かおりは何者かに命を狙われていた。困り果てたかおりが逃げ込んだのは、社会からドロップアウトし、奇妙な経歴を持つ八人が住む"梁山荘"というアパートだった。八人はそれぞれの特技を生かして襲撃犯からかおりを守り始める。かおりは目撃者として、棟居刑事の捜査する殺人事件の参考人に挙がっていた。事件は意外な接点で繋がり始める…。都会で蠢く人間の友情と殺意を描く、傑作社会派ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • ラストがまず浮かんで、それから話を構築したのだろうが、ややもすると三文小説に成り下がり得る展開を、無理なくまとめたのはさすが。
    ただ、棟居刑事は別に要らなかったかなぁ。

  • 森村誠一の本を久しぶりに讀んだ。<BR>
    <BR>
    「青春の源流」や「星の陣」などは私の大好きな作品だ。<BR>
    特に「青春の源流」では、山登りの場面も滿喫できるし、ベトナム戰爭の經過も學んだ、私の愛讀書の一つである。<BR>
    <BR>
    さて本書。<BR>
    何者かに命を狙はれてゐる社長令孃を、ユニークなアパートの住人たちが力をあはせて守るといふ話になつている。<BR>
    「星の陣」や「星の旗」、「流星の降る町」の同工異曲めいた話である。<BR>
    そもそも今ここにあげた3作が同工異曲なので、また似たやうな話か、と思つた。<BR>
    森村さん、ええ加減にせえよ!<BR>
    <BR>
    ま、それはそれとして、この3作を讀んでゐなければ、それなりに樂しめる作品だらう。<BR>
    <BR>
    2003年11月4日讀了

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著者プロフィール

一九三三年、埼玉県熊谷市に生まれる。五八年、青山学院大学英米文学科卒業。ホテル・ニューオータニに勤務し、六七年退社。六九年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、七三年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、七六年『人間の証明』で角川小説賞、二〇〇三年に日本ミステリー文学大賞、〇八年『小説道場』で加藤郁乎賞、一一年『悪道』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『運命の花びら』『棟居刑事のガラスの密室』『棟居刑事の黙示録』『戦友たちの祭典』など多数。公式ホームページのアドレスは、http://www.morimuraseiichi.com/

「2018年 『棟居刑事の追跡 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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