- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041753620
感想・レビュー・書評
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面白いんだけど、読後に異様に残るこの感覚は何でしょう?人間の業を思わされる。
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図書館の先生に進められ読んだ一冊。
一言で言えば、
『いい、ものすごくいい』
今まで読んでいたのとは別ジャンルだからか新鮮な感じがした。
世界観が多分戦後のバブル時代(だと思う)
その中で展開していく一人ひとりのドラマがいい感じで、読み終わっても「こんなんでいいの?」と言いたくなる一冊。
高校生の自分とはちょっと違う青春だったけど、かなり面白かった。
久々に読んでよかったと思える作品。 -
「証明三部作」ではこれが一番好きです。たぶん他の二作に比べ、派手さがないのか映画化されてはいませんが、三浦綾子の「氷点」や野沢尚の「深紅」あたりが好きな方はこれもチョイスしてみてはいかがでしょう。
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森村 誠一 / 角川書店 (2004/08)
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「証明三部作」の二番目。
那須警部がちらっと出てくるぐらいで「人間の証明」との関連はほとんど無い。
「人間の証明」が秀逸すぎて若干見劣りするけど十分に引き込まれる作品です。主人公のなかば投げやりな人生の選択とその結末は、世の中や人生の不合理を感じさせます。 -
ここまで来ると、パターンは読める。でも、裏の裏をかかれて、またやられた。そんなアホな!?