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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041753699
作品紹介・あらすじ
鎌倉幕府が倒されて、束の間の平和が訪れると思われたが、足利尊氏が反逆し、再び列島に戦乱の嵐が吹き荒れる。勇猛な新田義貞、楠木正成の軍は圧倒的な勝勢を誇っていたが・・・。
みんなの感想まとめ
戦乱の中での人間ドラマと政治的な葛藤が描かれ、特に楠木正成の存在が際立っています。彼は優れた判断力と洞察力を持ち、周囲の武士たちから軽視されることに苛立ちを覚える読者も多いようです。正成の意見が後に重...
感想・レビュー・書評
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社会の情勢を純粋な目で追うことができているのは楠木正成のみ。
優れた判断力と洞察力を持った彼の意見が、公卿や新田義貞などの味方の武士達に蔑ろにされるのが非常に腹立たしい。
正成の意見に同調できない者は、皆なにかしら私利私欲を優先して、社会が見えていない。
そして、彼らは決まってあとから「正成の意見を聞いておけばよかった」と後悔するのです。
楠木正成が率いる軍はとても輝いています。
そして、正成が息子と別れるシーンはとても印象に残ります。
彼のような上司に出会ってみたいなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
湊川にて楠木正成自害。
トップにいながら全く状況の見えていない後醍醐天皇、保身と追従で贅を貪る貴族達、正四位下左近衛中将の地位を受けながら色ボケの新田義貞と誰一人として正成の真価を知ろうともせずに蔑ろにする状況は読んでいて悔しく、歯痒かった。
真価を理解していたのはほんの一握りの人々。後醍醐側では若く口出しが出来る立場で無い人間や建武の新政に愛想を尽かして離れていった人間と言うのが才能は有っても天運に恵まれなかった彼の不幸でした。
一番の理解者が敵である足利尊氏とは…。
なんとも遣り切れない思いです。 -
尊氏vs新田義貞+楠木正成、尊氏九州に引き、兵庫で再戦。後醍醐降伏。
レビューは最終巻で。 -
足利尊氏の反乱ののち、一進一退の足利VS朝廷の攻防が繰り広げられるが、楠木正成が湊川の戦いで討死してから、後醍醐帝は次第に追い詰められていく。楠木正成が説いた朝武一和に取り組んでいれば、南北朝の戦いどころか、今に至る日本の国の形がずいぶんと変わっていたのであろうと思う。義貞、正成、尊氏など登場人物の個性がうまく表現されていて面白い。
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