太平記(六) (角川文庫)

著者 : 森村誠一
制作 : 川上 成夫 
  • KADOKAWA (2005年2月24日発売)
4.36
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  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041753705

太平記(六) (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 最後の最後まで泥沼。
    南北朝の争いと言いつつ、実際は武家の権力闘争。権謀術数、裏切り、暗殺何でもアリの混沌とした世の中で庶民はどのように暮らしていたのか…と想像もつきません。

    全巻通して思ったのは楠木一族の忠誠心でしょうか。南朝の北畠親房がもう少し広い目で戦況を読めれば…と歴史に『もしも』と思うのは無駄なのでしょうが思ってしまいます。

    湊川神社にまた行きたくなってしまいました。

  • 鎌倉幕府、南北朝戦争の流れが、楽しく理解できる。学生時代に読みたかったな。視点が変わる登場人物も魅力的で、話には引き込まれる。

  • ついに最終巻だが、なんともまあ泥沼。南朝はまるで綸旨発行機になったかのようだ。太平記の粗筋は知っていたつもりだったが、北朝の内紛がここまでとは……出発点がこれでは、それは下克上も来るわけだ。

  • 亀岡などを舞台とした作品です。

  • 全6巻、読了した。尊氏はいつまでたっても安心することはできなかた。弟や実の子とまで戦わなくてはならないのだから。朝廷は完全に道具とされてしまっているわけであるが、この時代でも、完全になくすことはできなかったようである。ところで、菊夜叉は最後まで健在であった。

  • この大作小説を時間をかけて読み続け、読了後に心に最も残ったのは“虚しさ”でした。
    この時代、「正義」はどこにあったのでしょう?
    自分の権力を守ることだけを考え、人を平気で裏切り、争い合う。
    大局的な見地で社会を見ていないから、行動や主張に一貫性がなく、筋が通っていない。
    唯一的確な判断ができる楠木父子や菊夜叉の意見は、蔑ろにされてばかり。
    なんか現代にも通じるような気がします。
    実直で目先の利益にとらわれない楠木父子、カッコイイです。
    日本の歴史に残る兄弟ゲンカ、尊氏VS直義。
    直義の最期、無念やったやろうなあ。

    登場人物が多いうえに名前が似ているので、読みながら頭がこんがらがることもありましたが、とても読みごたえのある本でした!

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