新幹線殺人事件 (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 44
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041753804

作品紹介・あらすじ

ひかり66号のグリーン車で男性死体が発見された。事件の背後には万博の巨大な利権と芸能プロの暗闘が……捜査本部は犯人の密室トリックと鉄壁のアリバイに挑む! 名作ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからして、西村京太郎や松本清張か?と思わせるタイトル。あっちならローカル線煮絡めたりするだろうから、新幹線で完結するのなら内容がしょぼくなるだろうというのは予想できよう。実際にそうだからなんとも。

    本筋は、テレビにタレントを売り込むプロダクションのゴタゴタの話で、これがまたつまんない。「一億総白痴化の主役」と森村自身が嫌っているようで、その嫌っているところをもっと打ち出せばいいのに、そこまで突っ込まない。視点がバラバラで最後には色仕掛けという微妙さが漂う。どうせこの作品を書くために、テレビ局やタレントプロダクションについてよく調べたのだろうが、その調べたはずの内容を特に使わず、ゴシップ調で一貫しているのもいかがなものか。

    全体に、誰視点にしたいのかわからぬまま進むのでイライラするのだが、もう一つ難なのは、キーとなる情報が核心すぎて、トリックが途中で読者にバレるのである。

    2つのプロダクションのどちらが黒幕なのか、最後の最後でどんでん返しが有るかも…って無いのかよ!と言いたくなる内容だし、そもそも同期が薄すぎて、思いついたトリックをこれでもかとつなぎあわせただけのプロットで、なんとも薄い。

    いくら大阪万博の前の1969年に書かれているとはいえ、今さらこんなつまらない作品を読む人もほとんどいないだろうから、手に取る人はやめておけというくらいのレビューで終わりとしたい。

  • 79057.57

    これを読んでいる時に修学旅行。新幹線に乗ることになるとは、なんともグッドタイミング。

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著者プロフィール

青山学院大学卒業。
10年に及ぶホテルマン生活を経て作家となる。
1969年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、
1972年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞を
受賞するなど社会派ミステリーの
第一人者として活躍する。
2004年日本ミステリー文学大賞、
2011年『悪道』で吉川英治文学賞を受賞。
推理小説、時代小説、ノンフィクションまで
幅広く執筆するなど著作数は400作を超える。
2005年に出版した「写真俳句のすすめ」で
写真俳句の提唱者として広く認知される。
写真俳句連絡協議会の名誉顧問を務め、
写真俳句の普及と後進の育成に取り組んでいる。

「2021年 『表現力を磨く よくわかる「写真俳句」 上達のポイント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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