旬のスケッチブック (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041754030

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  • 万智さんのエッセイ+〈母のひとこと〉+〈旬の短歌〉という組み合わせ。12か月を言葉でスケッチしてみることにしたと「まえがき」に書かれていました。

    三月――菜の花(33ページ)の、
    “どうやってことばに使われるか、ということのほうが、ずっとずっと大切なはずなのに。”
    という一文が、深く印象に残った。
    ものを見つめる、そのまなざしが真摯だとおもった。ことばに選んでもらえるような人にならないといけないのかもしれないと感じた。

    〈苺だいふく〉〈ティラミス〉が登場して、とても懐かしさを感じながらほこほことした気持ちで読むことができました。

    2019年積読本消化31冊目。

  • それぞれの月々の旬の食べ物をめぐるエッセイ。もっとも、12月のようにクリスマスケーキのようなものもあるから、あくまでも短歌的な感性で選ばれているのだろう。篇中の短歌は概ねわかりやすいものだし、お母さんのコメントを含めて軽快なタッチ。万智さんは、12月31日の生まれらしく、お誕生日にはいつも年越しそばを食べて(食べさせられて?)いたというのは、微笑ましくもおかしい。

  • 食いしん坊には楽しい本。旬にまつわるエッセイ、母のコメント、短歌と評でなる。今まで読んだ俵万智の著作で最も教師的。

  • 牡蠣を大根おろしで洗うなんて……今度やってみよう

  • おいしいものがいっぱいな本。

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著者プロフィール

1962年大阪府生まれ。1986年、『八月の朝』で角川短歌賞を受賞。第1歌集『サラダ記念日』が1988年、第32回現代歌人協会賞を受賞。以降、幅広い執筆活動を行う。1996年より読売歌壇選者。2004年評論『愛する源氏物語』で紫式部文学賞、2006年第4歌集『プーさんの鼻』で若山牧水賞を受賞。最新歌集は『未来のサイズ』。その他、短歌集、エッセイ集多数。現在、宮崎県在住。

「2021年 『花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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