皇帝ナポレオン〈下〉 (角川文庫)

著者 : 藤本ひとみ
  • 角川書店 (2006年12月22日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (508ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041755167

皇帝ナポレオン〈下〉 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 最後の最後にナポレオンは実はいいやつで、みたいな描写になっていく。あれだけこきおろしていたのに、最後の最後で主人公の見方が変っていくのだ。
    長い長いお話が終わった。
    大河ドラマ的感覚だった。

  •  常勝ナポレオンが大敗を記したロシア遠征は壮絶だ。上巻のエジプト戦記のくだりもすさまじいものがあるが、こちらはまた別の意味ですさまじい。兵士としての誇りを失い、盗賊に成り下がった先には救いようの無い地獄が待っていた。片腕と凍傷で足の指を失いならがも数年後に生きて帰還をし、パリで物乞いをする傷痍兵の話に引き込まれる。

     英雄ナポレオンを描くことよりは人間臭さを前面に出したつくりになっている。エルバ島がら脱出後、人民の熱狂的な支持を得てナポレオン最後の戦い、ワーテルロー決戦へ、常勝ナポレオンの神通力は通じるのだろうか。勝敗に関係なくナポレオンは人の心を捕まえて放さない。

  • わがままで自分勝手で女に弱い一人の男がやがて伝説となっていく過程はドキドキものです。

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