- Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041762103
感想・レビュー・書評
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読書録「いろはに困惑倶楽部」3
著者 原田宗典
出版 角川文庫
P173より引用
“ところが時に、我慢してもその先に幸福な新展開がない我慢、
という何とも厄介な局面を迎えることがある。御褒美のない我慢
とでも申しましょうか。ただ我慢するだけ、世の中で一番辛いの
は、正にこれだと僕は思う。”
目次から抜粋引用
“痛い
若気の至り
粗暴
見聞録
戦慄”
コピーライター、エッセイスト、小説家、劇作家と多方面で活
躍する著者による、読者投稿にコメントを付けエッセイと共にま
とめた一冊。
人間ドックについてから犬についてまで、いろは歌に合わせた
お題への投稿とイラストが良い味わいです。
上記の引用は、辛いことについてのエッセイでの一文。
時にではなく、我慢のほとんどはこれなのではないかでしょうか。
いいことがあると、この時のためにあの時の我慢があったのだと
考えてしまうので、我慢の先にはいいことがあると思ってしまっ
ているような気が、しないでもありません。
タイトル通り、主に困った出来事について書かれていますが、
投稿の内容にはにわかに信じられないようなことも多数含まれて
います。
ーーーーー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブラック笑いの帝王!!(当社認定)
うん、あれだ。
間違っても彼氏の前で読んじゃいけない。 -
フエラムネ飲み込んだら死ぬまでぴーぴー。
小さなニヤリがいちいち面白い。
そんな感じ。 -
雑誌掲載時に読者参加型で多分やってたんでしょう。
こんなことホントにあるの!?って思いたくなるような体験談の数々。
でもやっぱり生々しいかも。(どっち)
外で読むのはお勧めしません。
噴出して変な目でみられること間違いなし。
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いろはにほへとの順に いろんな人の困惑を 原田君が相談にのります。 痛い話はか恥ずかしい話やら・・・。
面白いですよ〜