百物語の怪談史 (角川ソフィア文庫 (SP354))

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  • 角川学芸出版
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041783054

感想・レビュー・書評

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  • アンソロジー、エッセイ、ブックガイドの三部構成により、百物語と本朝怪談文学史との関りを多角的に展望しようとする一冊。語り継がれる中に、警告や民俗学的な暗喩の含まれた古典の方が好みです。個人的に。

  • 2009年2月18日~19日。
     意外に、といったら怒られそうだが、面白かった。
     いわゆる「百物語」ひいては日本の怪談の歴史や周辺文献を集めたもの。
     あの稲垣足穂の「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」を狂喜乱舞しながら読み進めた身としては、とても興味深く読むことが出来た。

  • 百物語の怪談の歴史をさかのぼる。元祖「百物語」は笑い話集だったこと、本当に百話あるのは「諸国百物語」だけなこと、そのほか「付喪神」「百鬼夜行絵巻」など周辺事項との関連も多数。内容は濃い。

  • ホラー/怪談系というよりはその一カテゴリーの解説本というか、〝百物語〟の成立から現代に至る変遷を備に追った、やや学術書的趣すらあり。
    同編者による「闇夜に怪を語れば」など、百物語のアンソロジーを読んでおくとより理解が深まるのかも。

  • 2008/6/16購入。※

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著者プロフィール

1958年、神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学文学部卒業。「幻想文学」編集長を経て、アンソロジスト、文芸評論家となる。現在「幽」編集顧問。著書に『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、第64回日本推理作家協会賞受賞)、『百物語の怪談史』(角川ソフィア文庫)など、編纂書に『文豪山怪奇譚』(山と溪谷社)、『文豪てのひら怪談』(ポプラ文庫)ほかがある。また近年は『怪談えほん』シリーズ(岩崎書店)、『絵本 化鳥』(国書刊行会、中川学=画)など、児童書の監修も手がけ、ますます活躍の場を広げている。

「2018年 『変身綺譚集成 谷崎潤一郎怪異小品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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