逆密室殺人事件 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789032

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  • 電車への飛び込み自殺偽装からはじまり、モロッコにある国連広場での殺人事件、ドアや窓どころか引き出しから瓶の蓋から何から開け閉めできるものすべてが開け放たれたオフィスや誰でも出入りできるオフィスでの殺人という、所謂ミステリ的なトリックはゼロの連続殺人事件。
    都度挟まれる中等でのテロや米ソ冷戦がいつどうやって交錯するのかわくわくしてたのにまさか全然関係ないブラフだったとはね……黒岩のときのウイスキーの瓶だけ手つかずの流れとか絶対イスラム教絡みのネタだと思ってたのに……

    終盤に財津警部がまとめた通り、「十四才のときに同級生を殺してしまった人気スターが目撃者である同郷出身のスタッフに脅迫されており、それを許せなかった恋人がそいつと周囲の人間をまとめて始末した」事件でしかないんだよなー。ガラス技術とかレーザーのくだり必要だった?

    昭和に書かれた作品というだけあって、ホモとかオカマとかの差別用語やカセットテープに自動車電話、セクハラ・パワハラのオンパレードでなんかすごかった。古い作品なんだけど昔過ぎない(戦争が色濃い時代まではいかない)せいで価値観がバグる。

  • よくも悪くも、いろんな意味でさすがに初期の作品だなぁ。

    KGBとかのエピソードは完全に余分。

  • 『カサブランカ殺人事件』を改題

  • 面白いけど、無駄が多い。キャラクターが月並み。もったいない感じ。

  • ザ・星三つ!

    必要か知らんけど、外国の話、いらん。

  • 「カサブランカ殺人事件」を改題

  • 烏丸ひろみデビュー作

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著者プロフィール

1952年生まれ。一橋大学商学部卒業。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て、1986年『Kの悲劇』でデビュー。1990年専業作家に。本書に登場する朝比奈耕作をはじめ、志垣警部&和久井刑事コンビ、氷室想介、烏丸ひろみの各推理シリーズ、ホラー作品、さらには英語学習の著書から舞台脚本など、多彩で個性的な執筆活動を展開。225冊の著作を遺し、2012年5月14日、逝去。闘病生活を自ら綴ったノンフィクションエッセイ『ヒマラヤの風にのって』が逝去後の7月に刊行。13年には書籍未収録作品を収めた『13の幻視鏡』が刊行された。

「2021年 『文庫 血洗島の惨劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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